矢作厩舎の期待馬・ホウオウプロサンゲ(牡2、矢作芳人厩舎)のデビューが決まった。7月30日に新潟の芝1800mで行われる新馬戦へ向けて調整が進められていることが明らかになった。20日、同馬を管理する矢作調教師が明かした。鞍上は坂井瑠星騎手を予定。
同馬は父キズナ、母セルキスという血統背景で、2021年当歳セレクトセールではセルキスの21として4億1000万円(税抜き)で取引された期待馬。父のキズナは2013年のダービー馬で重賞5勝馬、母セルキスは独G2勝ち馬で、半兄のヴェロックスは2019年の皐月賞で2着、日本ダービーと菊花賞で3着に入っている良血馬だ。
春には「デビューは1800メートル、それ以降は2000メートル以上と思っています」と陣営からコメントが出ており、夏のデビューが期待されていた。