【クイーンステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

夏の女王決定戦「クイーンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ドゥーラ(牝3、高橋康之厩舎)

7/26(水)函館・W(良)4F56.3-3F40.0-1F12.3(馬なり)

函館Wコースで単走。しまい重点に追われて、全体としては息を整える程度の軽めの内容でしたが、しまいの反応と伸びは優秀。1週前には斎藤新騎手を背に函館の芝コースで一杯に追われ、5F62.9―1F11.1とかなり速い時計をマークしてきました。2週前も斎藤騎手を背に速い時計をマークしており、好内容の追い切りを消化してきています。本数自体は少なめですが、そんな中でも手の合う斎藤騎手がしっかりコンタクトをとって臨戦過程は抜群といった印象です。

ミスニューヨーク(牝6、杉山晴紀厩舎)

7/26(水)函館・W(良)5F66.7-4F52.0-3F38.1-1F12.1(馬なり)

長岡禎仁騎手を背に函館Wコースで単走(レースはM.デムーロ騎手が騎乗)。終始馬にまかせた馬なりの調整でしたが、テンから良いラップを刻んでしまいも力強い脚取りで伸び、最後まで勢いの衰えない走りを披露しました。1週前はM.デムーロ騎手を背に栗東CWで3頭併せを行い、一杯に追われて5F68.1―1F11.0の好時計をマークし、1頭に1馬身先着、もう1頭にクビ差遅れてゴール。栗東で騎手としっかり合わせて好時計をマークし、21日に函館入りするまでは入念に乗り込まれてきました。3ヶ月ぶりですがしっかり乗り込まれて万全の態勢を整えてきた印象です。

コスタボニータ(牝4、杉山佳明厩舎)

7/26(水)札幌・芝(良)5F66.9-4F51.3-3F36.7-1F11.6(馬なり)

川又賢治騎手を背に札幌芝コースで単走(レースは松山弘平騎手が騎乗)。洋芝は初めてでしたが、グリップの利いた走りで馬は気分良く走れていた印象で、直線も行き過ぎないように最後は抑えてゴール。それでもラスト1Fは11秒6としっかり伸びており、洋芝は合いそうな気配です。1週前には栗東CWコースで3頭併せを行い、6F64.1―1F11.6の好時計をマークし、全体時計の自己ベストを更新。函館Wは重く、札幌ダートでは負荷がかかりにくいということで杉山調教師の案で1週前は栗東で負荷をかけてきました。勝負気配の強さも感じますし、最終追いの好気配からも高いパフォーマンスが期待できそうです。