8日は金沢競馬場で「読売レディス杯」が開催。1500mでもまだ前目が有利な印象が強いが、この距離になると控えた馬も決まってくる。
まず有力視したいのは昨年の勝ち馬グランパラディーゾだ。昨年は逃げ粘る2番人気アルコレーヌをゴール前で交わし、これに2馬身差をつけ優勝した。
今年の初戦は浦和のティアラCを重馬場の中メンバー最速の上がりで快勝。そして前走のしらさぎ賞は不良馬場で3着。前走は1番人気の期待に応えることは出来なかったが、さすがに田んぼ状態の馬場では仕方なかったと見れる。むしろ57kgのハンデを背負っていることを考えれば強い内容だったとも言える。今回も馬場が2走前のティアラ賞程度の重馬場くらいなら、崩れることもないだろう。
冒頭でも述べた通り、この1500mは差しも決まってくる。単調な逃げ馬やスタミナに余裕の無い馬は最後に脚が止まりやすく、1400m以下に比べて差しの決まり手が増えるという特徴がある。
今年はクーファアチャラ、サエチ、アルカウンあたりが逃げ馬候補となってきそうだが、このメンバーなら捉えきれないというこもないだろう。叩き3走目で、昨年制した相性の良い舞台、鞍上も積極的に乗ってくれる地元金沢の吉原寛騎乗なら、崩れることはないのではないだろうか。
ここは高い信頼度を持って、グランパラディーゾを有力視したい。