「生涯収支マイナス2億円君」という圧倒的なパワーワードによって昨今は人気を集めているギャンブル好き芸人の霜降り明星・粗品。
先週の関屋記念ではロータスランドを本命視し、結果12着に敗退。その前のエルムSではペイシャエスを本命視し8着に敗退と、近戦は不調な粗品。先日公開した動画では「エヴァで8万負けた」とパチンコで大負けした動画を公開し、「最近毎週負けてるなぁ」と最近のギャンブルの不調ぶりを嘆いた。七夕賞あたりまでは好調だっただけに、何とか予想の精度を上げていきたいところだろう。
今週は“スーパーG2”の異名を持つ札幌の名物競走「札幌記念」が開催。昨年は逃げ馬のパンサラッサを本命視し、結果2着だった。3連単フォーメーションで頭固定という買い方だったため的中とはならなかったが、逃げに有利なコースという点を考慮した予想はお見事だったと言えよう。
札幌記念は過去10年で逃げ馬が3勝、先行馬3勝を挙げており、前目が優勢な傾向が見られるレース。前目で強い競馬ができる馬から狙っていくのがセオリーとも言って良い。
今年は昨年の札幌記念の覇者で、今年の大阪杯を逃げ切ったジャックドールが前目で一番強い競馬をしてきた馬として注目されるだろう。
今年も逃げ・先行馬を有力視するなら、まずジャックドールは外せない1頭だ。粗品も昨年の天皇賞・秋ではジャックドールを本命視しており、結果4着に敗れたものの、先行力を高く評価しているのは確か。良馬場でというよりはまだ時計が掛かる馬場の方が向いている印象もあり、洋芝のここは実力も発揮しやすいだろう。
アフリカンゴールドやユニコーンライオンといった同型も多数参戦しているが、3枠5番と内目の枠を引けたのも好材料で、条件的には悪くない。ここは少なくとも3着内には残してくる可能性が高そうだ。軸馬として馬券を組んでくる可能性は高いのではないだろうか。
連敗続きで金欠を嘆いた粗品だが、苦杯をなめた昨年の雪辱を果たし、再び潤いを取り戻すことはできるのだろうか。彼の予想を待ちたい。