【キーンランドカップ2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

サマースプリントシリーズの第5戦「キーンランドC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ナムラクレア(牝4、長谷川浩厩舎)

8/23(水)札幌・芝(良)5F66.8-4F50.2-3F36.2-1F11.4(馬なり)

札幌芝コースで単走。序盤はゆったりと折り合いに専念しながら進め、最後まで手綱を抑えたままゴールしました。終始馬なりで楽な手応えでしたが、しまいは切れのあるフットワークでラスト1F11秒4の好時計をマーク。軽めの内容でしたが、1週前には浜中俊騎手を背に函館芝コースで2頭併せを行い、5F65.8-1F11.9の好時計をマークしてクビ差先着しました。栗東に在厩している時から早い時計を何本も出して負荷は十分かけられています。上昇傾向は強く、最終追いの調整で万全の態勢を整えてきている印象です。

ナランフレグ(牡7、宗像義忠厩舎)

8/23(水)札幌・ダート(良)5F69.1-4F52.5-3F38.2-1F11.9(馬なり)

札幌ダートコースで単走。終始手綱は動きませんでしたが、テンからリズムの良いフットワークで進み、最後まで軽快なフットワークで好時計をマーク。ハミをしっかり取って走りには前向きさがあり、今回から装着するブリンカーの効果はてきめんと言えそうです。1週前は丸田恭介騎手を背に函館のWコースで2頭併せを行い、5F66.9-1F11.0の猛時計をマークし、半馬身先着。先着した相手は古馬オープンの重賞馬・ラーグルフで、時計・内容ともに絶好の追い切りを消化しました。3ヶ月ぶりの実戦でも活気十分な走りを見せました。重馬場適性も高い馬で、状態面の良さ、ブリンカーの効果など、全てハマってきそうな今回は高いパフォーマンスが期待できそうです。

シュバルツカイザー(セ5、大竹正博厩舎)

8/23(水)函館・W(良)4F53.2-3F38.1-1F12.3(馬なり)

函館Wコースで単走。終始手綱は動きませんでしたが、馬自身はダイナミックなフットワークでグングンと加速していき元気は一杯。日曜追いでも4F53.8-1F12.0の好時計をマークしており、1週前も函館Wコースで2頭併せを行い、5F69.3-1F12.9をマークして半馬身先着と、負荷のかかる追い切りをしっかりとこなしてきています。昨年11月のレース後に去勢された効果も大きく、ようやく走りに慣れてパフォーマンスが上がってきた印象です。現在北海道で連勝しており、適性や臨戦態勢は抜群。久しぶりの重賞戦となりますが、上昇度の高さと状態面の良さから、好勝負が期待できそうです。