【新潟2歳ステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

2歳若駒のG3「新潟2歳S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

アスコリピチェーノ(牝2、黒岩陽一厩舎)

8/23(水)美浦・南W(良)6F82.6-5F67.3-4F52.5-3F37.8-1F11.7(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。5歳1勝クラスの僚馬サファルと、2歳新馬のシアブリスを後ろに置き、先導役として先行。直線は一番外をまわって後方からの追撃を待ち、ラスト1Fは11秒7の脚で伸びて、中のサファルに1馬身先着、内のシアブリスと併入しました。余力十分でも時計は出ており、後ろからプレッシャーを受けながらも落ち着いた走りを展開することが出来ていました。1週前も北村宏司騎手を背に南Wで3頭併せを行い、5F67.8-1F11.9の好時計をマークし、2頭に2馬身先着。落ち着いた走りで精神面の成長も見られ、実戦でも持ち前の決め手を発揮できそうな気配です。

エンヤラヴフェイス(牡2、森田直行厩舎)

8/23(水)栗東・坂路(良)4F54.5-3F39.1-2F25.2-1F12.3(馬なり)

菱田裕二騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。4歳2勝クラスの僚馬ワーフデールと併せ馬を行い、内から余裕の手応えのまま相手を突き放して1馬身半先着しました。ソエが出たためここまでデビューが先延ばしとなっていた馬ですが、日曜追いでは4F51.7と負荷もかけられており、1週前にも重馬場の坂路で併せ馬を行い4F54.1-1F12.5をマークし、古馬2勝クラスの僚馬に1馬身半先着としっかりやっています。デビュー戦で見せた中京マイルでの勝ちっぷりからも、新潟外回りマイルは合いそうで、引き続き高いパフォーマンスが期待出来そうです。

ヒヒーン(牝2、須貝尚介厩舎)

8/23(水)栗東・坂路(良)4F54.1-3F38.9-2F25.4-1F12.6(馬なり)

酒井学騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。2歳新馬の僚馬ヴェローチェエロの内から手応え良く伸び、ラスト1Fは12秒6をマークし、アタマ差遅れてゴールしました。最後まで手応えは余裕たっぷりで、馬なりのままで深追いはしませんでした。ただ、1週前は坂井騎手を背にCWコースで6F79.1-1F11.3の猛時計をマークし、最終追いでもあわせたヴェローチェエロにクビ差先着、古馬3勝のベルクレスタに3馬身半先着しており、負荷は先週かけられています。先週の時計は抜群でしたし、輸送もあるので最終追いは調整程度で問題ないでしょう。パワフルな末脚の持ち主で、新馬戦は上がり最速33秒9の脚を後続を突き放す勝ちっぷり。新潟の長い直線は合いそうなタイプで、高い期待度を持って臨める1頭です。