6日は大井競馬場で、1964年の東京オリンピック開催を記念して創設された歴史的レース「東京記念」が開催。
トライアルの東京記念を制したマンガン、連覇に挑むランリョウオーなど今年も有力馬が多数集まりましたが、主役として中心視したいのはオグリキャップ記念、大井記念を連勝中のセイカメテオポリスだ。
昨年の東京記念では2着、金盃競走・3着、大井記念・1着と全て馬券圏内に好走しており、21年の戸塚記念から南関の重賞では掲示板を外したことがない安定感抜群の1頭だ。
前走の大井記念では道中中団から追走し、直線伸びゴール前差し切って快勝。南関の一線級が相手だっただけに強さが光った一戦だったと言えよう。
2020年に大井競馬場からデビューした生え抜き馬で、当時の体質は弱かったものの、着実に力を付けて戸塚記念で重賞初制覇を果たし、以降もダートグレード競走や長距離遠征など地道に経験を積んできた。やや勝ちきれないところがあった馬だったが、2走前のオグリキャップ記念で1年7ヶ月ぶりの待望の勝利を挙げた。勢いそのままに大井記念を制し、勢いも最上位。
昨年の名古屋グランプリで初コンビを組んだ吉原寛人騎手とオグリキャップ記念で再タッグを組んで連勝と、吉原騎手とのコンビで開花してきた感もある。引き続き吉原騎手とのコンビなら心強い。
枠も3枠4番と好枠を引けており、馬場も雨の影響を受けそうな脚抜きの良い馬場となりそうで、同馬向きのレースが出来そうな気配だ。
近走の勢い、大井での安定感、好相性の騎手、好枠と好条件が揃っているここは、セイカメテオポリスの中心視で盤石のようにも思える。