昨日の中山の馬場を見る限り、内が有利なのは明白。1枠1番に入ったキングズレインを好枠に入ったと判断し、有力視してみたい。
ホープフルSでは前残り展開の中、4コーナーは大外を回されるも追い込んで3着確保。スタミナと中山適性は証明済みだ。走法的にはアクションがかなり大きく大飛で最内からの競馬はどうかという懸念はあるが、昨年の百日草特別は内枠から中団追走から折り合い、各馬が早目に仕掛ける展開だったが、馬群を割って抜け出して快勝した。ホープフルS、町田特別で好騎乗を見せてくれたルメール騎手なら上手く脚を溜めてくれるのではないか。
父ルーラーシップは2000~2500mで活躍しており、母タッチングスピーチはエリザベス女王杯・3着と血統的にも距離は伸びて良さそうな気配。勝負気配も強そうで、ここは狙ってみる価値十分。
ここまでのキャリア6戦は【3-0-2-1】と安定しているが、唯一馬券圏外に敗れた毎日杯は12着と大きく負けている。敗因は1800mの距離かミドルペースだったと見ているが、距離については延長がプラスに働きそうで、ペースについても例年セントライト記念はスローペースであると考えれば、全体的にこの舞台替わりは大きなプラスになるはずだ。
同厩のソールオリエンスは逆に外枠もあり、菊花賞見据え無理にテン出さず差し届かない可能性はある。菊花賞で力を出せるステイヤーだけに、権利取りへ勝負気配の高いここは狙ってみる価値は十分あるだろう。