10月1日に中山競馬場で開催されたスプリンターズS(G1、芝1200m)で2着だったマッドクール(牡4、池添学厩舎)が、12月10日に香港のシャティン競馬場で開催される香港スプリント(G1、芝1200m)へ向かうことが明らかになった。4日、同馬を所有するサンデーサラブレッドクラブが公式ホームページで明かした。
前走のスプリンターズSでは首の上げ下げで写真判定の末、鼻差及ばず2着に終わったマッドクール。2走前のCBC賞は1番人気に推されながらも58.5キロの重ハンデに泣いて9着に敗退したが、前走でG1でも十分に戦えることを示してくれた。香港スプリントは選択肢を増やすための登録としているが、英スプリントG1・ミドルパークステークスを制したダークエンジェルを父に持つ欧州スプリンター血統の同馬なら、十分に期待できそうだ。