本命馬が惨敗続きのギャンブル大好き芸人の霜降り明星・粗品。ことごとく予想を外す逆神ぶりから、“粗品の呪い”として多くの競馬ファンから恐れられているが、先月は神戸新聞杯を的中させ、ローズSでも本命馬が2着、セントウルSの本命馬が2着、小倉2歳Sでも2着、8月も平場で3連単を的中させるなど、最近は比較的予想の精度が高い。
昨年の秋華賞ではスタニングローズを本命視し、見事3連単を的中させている。粗品にとっても相性の良いレースということで、今年も彼の予想にノッてみても面白いかもしれない。
今年は牝馬三冠がかかったリバティアイランドが人気の中心となりそうで、この馬から買うのが盤石のように思える。粗品もオークスで「リバティアイランドの実力が飛び抜けている」と高く評価しており、同馬を本命視して見事馬単を的中。1冠目の桜花賞でも本命視して3連単を的中と、桜花賞・オークスのいずれもリバティアイランドを本命視して馬券を的中させている。
さすがに粗品の逆神パワーもこの馬の前では無力化するようで、下手に逆らわずに素直に本命視するのが賢明である判断しているようだ。
出遅れや位置取り、コース適性に雨と不安要素は今回もあるが、メンバーは今回この馬にとっては手薄といっていいメンバーで、この条件なら十分に本命視して良いだろう。粗品のこれまでの通例の買い方なら、3連単の1着固定で、2着絞って3着多めといったような買い方をしてきそうで、そうなれば相手選びの方がむしろ重要となってくる。
トリガミにならないようなるべく少頭数で的中させたいところで、リバティアイランドを相手にどの馬が残せるのか、どの馬が食い込んでくるのかという点に時間を割いたほうが良さそうだ。
桜花賞とオークスでリバティアイランドの相手に選んだ馬で、今回も出走する馬はハーパー、コナコースト、ヒップホップソウル、ドゥアイズ、キタウイング、ドゥーラの6頭。中でもコナコーストは桜花賞とオークスでも相手に入れており、ドゥーラは桜花賞とクイーンSでも相手に入れている。コナコースト、ドゥーラあたりは今回も相手に入れてくる可能性は高いのではないだろうか。
リバティアイランドをあえて外してくるギャンブル性の高い馬券で勝負するというのも面白そうだが、二冠の予想を見る限りでは今回もリバティアイランドを本命視してくる可能性は十分。昨年的中させた好相性のレースで、昨今の好調ぶりで一時的に彼の“呪い”が解けているなら、今回は粗品の予想にノッてみるもの手かもしれない。