いよいよ今週は牝馬三冠の最終戦・秋華賞が開催。何と言っても今年の秋華賞の最大の注目馬は、史上7頭目の牝馬三冠がかかったリバティアイランドでしょう。圧倒的な人気が予想されますが、今回は素直に同馬を本命視したいと思います。
阪神JF、桜花賞の完勝ぶりもお見事でしたが、前走のオークスは中団から余力たっぷりに抜け出し6馬身差の圧勝と、前走の内容はとくに圧巻でした。
桜花賞の時のような位置取りでは差しきれないのではないかという懸念もありますが、オークスでは中団からの競馬を展開できており、今回も位置取りに関しては後方過ぎない位置を意識してくるでしょう。
当日は雨の予報が出ているので、重馬場適性がどうかという点も気がかりですが、改装後の京都競馬場で水捌けが良く、不安になるほどのコンデションにはならないと見ています。
メンバーもこの馬にとっては手薄。多少の不安要素はあれど、この程度なら勝ち切ってくれると感じます。ということで今年は、リバティアイランド中心視で問題はないでしょう。
問題は相手ですが、対抗馬として有力視しているのはクイーンS・1着から参戦するドゥーラです。
昨年の札幌2歳Sを快勝し、オークスでも3着に好走してきた実力者です。さらに前走のクイーンSでは勝負所で早目に進出していき、4コーナーでは外を大きくまわるロスがありながらも終わってみれば1馬身突き放して快勝と強い勝ちっぷりでした。夏に古馬を撃破した成長力は魅力です。
京都は初となりますが、コーナー4つは合いそうですし、この馬は中団からの競馬とならなくても3~4コーナーから捲くっていける馬で、ちょうど3~4コーナーにかけて下り坂がある京都は相性が良さそうです。
コーナリングでスピードに乗って捲っていき、直線向いたら切れる末脚で突き抜けていくという競馬で、リバティアイランドとも好勝負を演じてくれる可能性は十分にあると判断し、対抗馬として有力視したいと思います。
ということで今年の秋華賞は、本命リバティアイランド、対抗ドゥーラという予想で勝負したいと思います。