9月18日に中山競馬場で開催されたセントライト記念(G2、芝2200m)を制し、重賞初制覇を果たしたレーベンスティール(牡3、田中博厩舎)は、12月10日に香港のシャティン競馬場で開催される香港ヴァーズ(G1、芝2400m)、または香港カップ(G1、芝2000m)を視野に調整されていくことが明らかになった。17日、同馬を所有するキャロットファームが公式ホームページで発表した。
セントライト記念を制したことで菊花賞の優先出走権を獲得したが、同馬を管理する田中調教師はレース後に「オーナーサイドと相談してこの馬の適性を見極めてベストの選択をしたい」とし、菊花賞参戦に関しては明言を避けていた。
今月3日には、前走時の疲れが見られることから菊花賞参戦の見合わせを発表。今後のレースについては「可能ならレースに参戦したい」という意向が示されており、次走の目標については注目が集まっていた。