3月のドバイワールドC・10着後、右前脚の繫靱帯炎で休養していたパンサラッサ(牡6、矢作芳人厩舎)が、12月3日に中京競馬場で行われるチャンピオンズC(G1、ダ1800m)で復帰することが明らかになった。25日、同馬を管理する矢作調教師が明かした。なお、鞍上は引き続き、吉田豊騎手が騎乗予定。
パンサラッサはドバイから帰国後、6月に右前繋靱帯炎を発症。3ヶ月以上の休養が必要とされ、8月にイギリスで行われるG1サセックスSに予備登録していたが、英国遠征を断念。秋のローテーションも白紙となっていた。
国内のダート戦は3歳時に出走した師走S(11着)以来となるが、1800mは【3-1-0-2】と得意距離。天皇賞・秋へ参戦する話も出ていたようだが、距離や得意の左回りが舞台ということで陣営は同レースを選択。逃げも決まりやすい中京のダート1800mが舞台なら、この馬らしい競馬で好走してくれるのではないだろうか。