G1・4連勝中の最強馬イクイノックスに昨年のダービー馬ドウデュース、札幌記念で重賞2勝目を果たしたプログノーシスなど、今年もハイレベルなメンバーが揃った天皇賞秋。
どの馬も魅力ですが、今回最有力視しているのは2022年に続いて連覇を目指すイクイノックスです。
キャリア6戦全てが2着以上。ここ1年に限れば勝率は100%と絶対的な実績を誇っており、舞台も昨年制した東京2000mなら当然最上位の扱いで良いでしょう。
今回はジャパンCの叩き、斤量も昨年より2kg重い58kgと条件は少々違えど、昨年と同じ7番とゲートの位置も好条件。ライバルのドウデュースは海外明け7ヶ月ぶりの実戦で、プログノーシス相手にも良馬場の切れ勝負ならこちらが上位。
圧倒的な1番人気に推される人気馬となりそうですが、ここは素直にこの馬から勝負したいと思います。
問題は相手ですが、今回対抗馬として有力視しているが昨年の3着馬、ダノンベルーガです。
前走の札幌記念・4着は5ヶ月ぶりの実戦でスタート後に不利があり、終始馬場の悪いところを走らされながらの4着は、大健闘したと言って良い内容です。2走前のドバイターフでは強烈な末脚を引き出して2着に突っ込んでくる強い競馬。末脚がしっかり発揮できればやはり強い馬です。
東京コースは共同通信杯・1着、昨年の天皇賞秋・3着と実績がある得意なコース。得意な左回りへのコース替わりで11頭立ての少頭数、決め手比べとなりそうな気配十分ということで、今回は好条件が揃っています。
イクイノックスとはダービーで不利を受けながらも0秒4差の4着、昨年の天皇賞・秋では有利とは言えない内目の進路を通って0秒2差の3着に善戦。今年もイクイノックスに迫るのはこの馬と予想し、対抗馬として有力視したいと思います。
ということで今年の天皇賞・秋は本命イクイノックス、対抗ダノンベルーガという予想で勝負したいと思います。