【武蔵野ステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

ダートマイルのG3「東京中日スポーツ杯武蔵野S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ペリエール(牡3、黒岩陽一厩舎)

11/8(水)美浦・坂路(良)4F52.5-3F38.8-2F25.4-1F12.6(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬キャンディドライヴを2馬身追走し、直線は馬なり余力十分に伸びてラスト1F12.6をマークして併入。中間は回復を優先してきましたが、2週前から時計を出してきて負荷をかけてきました。1週前はWコースで2頭併せを行い、7F82.3-1F11.4の好時計をマークして先行させた古馬オープンのルージュエヴァイユに半馬身遅れてゴール。キレイな加速ラップを刻めており、しまいも11.4と自己最速のラスト1Fをマークしてきました。単純な時計比較だけでも前走より上積みを感じさせる追い切りを消化しており、万全の態勢を整えてきている印象です。

レッドルゼル(牡7、安田隆行厩舎)

11/8(水)栗東・坂路(やや重)4F54.5-3F39.1-2F24.9-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。序盤は折り合いに専念し、しまい重点に追われてラスト2Fは12.7-12.2の加速ラップでまとめてゴールしました。1週前は坂路で一杯に追われ、4F51.0-1F12.5の好時計をマーク。約1年ぶりだった前走時は坂路を避けてCWコースでのみ追われてきましたが、今回は本来の坂路主体の追い切りにしっかり戻して動かしてきました。やや夏負けの状態であったという陣営のコメントもありましたが、攻め馬をしっかり積んでしっかり立ち直ってきた様子です。

タイセイサムソン(牡5、奥村厩舎)

11/8(水)美浦・W(良)6F81.2-5F64.8-4F50.3-3F36.4-1F11.7(馬なり)

美浦のWコースで単走。序盤から好ラップを刻みながら徐々にピッチを上げていき、直線は馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け抜け、ラスト1Fを11.7の好時計でまとめてゴールしました。騎手の手は終始動きませんでしたが、馬自らが気持ちを乗せ、一気に回転数を上げて駆け抜けました。1週前はWコースで2頭併せを行い、古馬2勝クラスの僚馬ホウオウユニコーンを大きく追走し、直線はラスト1F11.5の脚で交わして1馬身先着しました。ラスト2Fは11.7-11.5と11秒台を連続してマークしており、全体も自己ベストに迫る好時計。絶好調の状態でレースに臨めそうです。