2日、衝撃的なニュースがスポーツ界を震撼させた。かつて西武や巨人で活躍した元プロ野球選手の清原和博(48)が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたのだ。清原氏は所持を認めており、警視庁は使用についても調査を推めている。
清原氏は高校時代は名門PL学園で何度も甲子園へ出場して優勝を経験し、ドラフト1位で西武へプロ入り、その後は巨人で10回のリーグ優勝、8回の日本一に貢献、引退時には通算2122安打、525本塁打、1530打点という通算成績を残し、「番長」の異名を持ち日本全国で親しまれていた有名アスリートである。これほどまでの輝かしい実績を持つスーパーヒーローでも犯罪者として逮捕されてしまうことになるとは、薬物とは甚だ恐ろしい代物である。
早くも激動の2016年、清原氏逮捕が導くサイン競馬とは?
それにしても2016年はSMAPの解散騒動にベッキーの不倫騒動、さらに清原氏の逮捕とまだ2月にして激動の年となっている・・・。昨年は競馬業界も後藤騎手の自殺、武豊騎手の不倫騒動、藤田騎手の電撃引退など、様々なスキャンダルや事件が世間を騒がせたが、今年はまだ大人しい。先週は大雪で東京競馬場での開催が危ぶまれていたが無事に始まり、2週目となる今週日曜メーンは「東京新聞杯」が開催予定となっている。清原氏のニュースがサインとなるならこの東京新聞杯に出走予定となっているテイエムタイホーか。テイエムタイホーは今年は新年早々の京都金杯で2着に健闘しており7歳馬にして衰えを感じさせない走りをアピールしており侮れない一頭だ。一方現役を退いてから人気が衰えていった清原氏だが、それでも筆者の世代にとってはヒーロー的存在であった。清原氏が一刻も早く薬物から足を洗って社会復帰してくれるという願いを込めて、この馬の激走に期待してみてもいいかもしれない。