【カペラステークス2023】出走予定馬の予想オッズ&過去10年のデータから読み解く傾向

今週は貴重なダートスプリント重賞「カペラS」が中山競馬場で開催です。来年2月のフェブラリーSの予想へ向けて各馬の力関係を把握しておく上でも見逃せない一戦です。今回は過去10年間のデータをもとにカペラステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が不振、波乱傾向強め

人気は「3番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数は「2番人気」と「3番人気」、3着内の回数は「2番人気」が最多となっています。「1番人気」は馬券圏外が6回と多く、不振です。「2番人気」も複勝率は80%と好走率は高めですが、3着4回で3着率が多く、連までの馬券だと取捨に悩むところです。下位人気を見ますと「6~9番人気」は3着が5回となっており、三連系の馬券で勝負するならこのあたりの人気馬はおさえておきたいところです。上位人気の好走率が低く、人気薄の連対率が高いことから馬単や馬連といった2連系馬券でも万馬券がよく出ております。2014年には165万馬券と高額配当も飛び出しているので、常に波乱には警戒したほうが良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 2 1 6
2番人気 2 2 4 2
3番人気 3 1 0 6
4番人気 2 1 0 7
5番人気 0 0 0 10
6~9番人気 1 3 5 31
10番人気以下~ 1 1 0 67
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 0 0 0 1
3.0~3.9倍 2 2 2 4
4.0~4.9倍 1 2 1 2
5.0~6.9倍 3 1 2 5
7.0~9.9倍 2 1 1 16
10.0~14.9倍 1 1 2 11
15.0~19.9倍 0 2 0 10
20.0~29.9倍 0 0 1 16
30.0~49.9倍 1 1 1 14
50.0~99.9倍 0 0 0 22
100.0倍以上 0 0 0 28
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2013 9,200 円 47,980 円
2014 104,680 円 1,654,200 円
2015 8,460 円 48,910 円
2016 2,170 円 7,320 円
2017 13,580 円 105,610 円
2018 12,060 円 89,030 円
2019 1,550 円 24,080 円
2020 3,020 円 12,910 円
2021 2,960 円 16,910 円
2022 2,200 円 11,080 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 パウオレ 5.3
2 リュウノユキナ 6.1
3 タガノクリステル 9.2
4 テイエムトッキュウ 11.4
5 メタマックス 14.5
6 スズカコテキタイ 17.6
7 ジレトール 19.8
8 ベルダーイメル 24.6
9 ハコダテブショウ 26.7
10 アームズレイン 31.2
11 オーロラテソーロ 34.5
12 オメガレインボー 37.8
13 チェイスザドリーム 40.1
14 アイスリアン 44.5
15 オールアットワンス 48.8
16 デュアリスト 54.3
17 アティード 88.9
18 ラプタス 123.6
19 シンシティ 187.9
20 テイエムアトム 209.8
21 ケイアイドリー 235.6
22 ピンシャン 254.7
23 カイザーメランジェ 276.9

■「1枠」の勝率高め&脚質はフラットな傾向

コースは中山のダート1200mを使用。枠は「1枠」が最多の4勝を挙げており、最内が好成績です。ただ、「2枠」と「3枠」はいずれも連対数が1回ずつとなっており、「1枠」以外の内枠は不振です。また、「6枠」は2着5回、「7枠」は3着内が5回と外目の枠も好走しています。連対数と3着内で見れば外目の枠がやや優勢ですが、勝ち馬に関しては最内の「1枠」から出やすい傾向となっています。

脚質は「先行」と「差し」が3勝ずつを挙げており、「逃げ」と「追い込み」も2勝といずれの脚質も好走しています。脚質については、フラットな目線で予想したいと思います。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 4 2 1 13
2枠 1 0 2 17
3枠 1 0 0 18
4枠 1 1 1 17
5枠 0 0 2 18
6枠 0 5 1 14
7枠 2 1 2 15
8枠 1 1 1 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 1 0 7
先行 3 2 2 31
差し 3 4 6 48
追い込み 2 3 2 43

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 1
-19~-10kg 0 0 0 9
-9~-4kg 2 0 1 27
-3~+3kg 4 6 6 47
+4~+9kg 3 4 2 35
+10~+19kg 1 0 1 8
+20kg~ 0 0 0 1
不明・初出走・未更新 0 0 0 1
今回減 5 2 1 53
同体重 1 1 1 16
今回増 4 7 8 60

■「4歳」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げている「4歳」に注目です。性別は「牡馬」が8勝、「セン馬」が2勝を挙げており、「牝馬」が好走するケースは稀です。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 3 0 0 9
4歳 4 2 1 23
5歳 2 3 4 35
6歳 1 3 2 28
7歳 0 1 1 27
8歳以上 0 1 2 7
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 8 10 9 109
牝馬 0 0 1 18
セン馬 2 0 0 2
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 4 2 31
栗東 8 5 6 88
地方 0 1 2 10

[該当馬] 4歳馬

  • ジレトール
  • スズカコテキタイ
  • タガノクリステル
  • チェイスザドリーム
  • パウオレ

■前走レースは「JBCスプリント」が好成績

前走レースは2勝ずつを挙げている「JBCスプリント」「オータムリーフS」の2レースが参考レースとしての重要度が高そうですが、中でも「JBCスプリント」は連対数と3着内も最多となっており、好成績です。前走着順は「1着」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。前走勝っている馬は好成績で、勢いが重要となっています。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
JBCスプリント 2 4 2 7
オータムリーフステークス 2 1 1 17
霜月ステークス 1 1 1 16
京都オータムリーフプレミアム 1 1 0 4
テレ玉杯オーバルS 1 1 0 1
武蔵野ステークス 1 0 2 2
西陣ステークス 1 0 0 4
京葉ステークス 1 0 0 0
室町ステークス 0 1 2 22
NST賞 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 0 0 1 5
G2 0 0 0 1
G3 1 0 2 8
リステッド/オープン 5 5 4 73
3勝クラス 1 0 1 15
海外 0 0 0 2
地方 3 5 2 25
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 4 2 2 29
2着 2 3 0 12
3着 0 0 5 7
4着 0 1 0 7
5着 2 1 0 5
6~9着 2 2 0 23
10着以下~ 0 1 3 46

[該当馬] 前走がJBCスプリントだった馬

  • リュウノユキナ(3着)
  • ラプタス(5着)
  • ケイアイドリー(9着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「内田博幸」が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がないため、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
内田博幸 2 0 1 5
柴田善臣 1 2 0 1
津村明秀 1 1 1 5
三浦皇成 1 0 2 4
丸田恭介 1 0 0 2
藤田菜七子 1 0 0 1
柴田大知 1 0 0 1
福永祐一 1 0 0 0
坂井瑠星 1 0 0 0
大野拓弥 0 2 0 7