逃げ馬アンバルブライベン(牝6・福島)が放牧先で急死。

今年'15年に京都のシルクロードS(G3)を勝ち、重賞2勝目をあげたばかりのアンバルブライベン(牝6・福島)が放牧先のフジワラファームで死亡したことがJRAの公式ホームページで発表された。
死亡の原因は重度の疝痛(せんつう)を発祥したためであった。(http://www.jra.go.jp/news/201507/070903.html)

アンバルブライベンの通算成績

通算成績は28戦8勝で、うち重賞は2勝。'14年の京阪杯、'15年のシルクロードSを制している。
主に1200mといったスプリント路線で活躍しており、ハナを主張する逃げ馬として人気を集めていた。優勝した京阪杯とシルクロードSでも逃げ切り勝ちをしており、自分の形に持ち込んで勝つことを得意としていた。

「疝痛(せんつう)」とは

主に馬の腹痛を伴う病気のことを疝痛と呼ぶ。馬では発生する頻度の高い消化器疾患の一つである。馬は体の大きさの割に胃が小さかったりといった解剖学的、生理学的特徴から多発しやすいという特徴があり、疝痛が起こる原因についても運動不足、飼養管理ミスなどといった理由がある。