牝馬限定のハンデG3「ターコイズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
サウンドビバーチェ(牝4、高柳大輔厩舎)
12/13(水)栗東・CW(良)6F79.7-5F64.6ー4F50.0-3F35.6-1F11.5(馬なり)
浜中俊騎手を背に栗東CWコースで単走。馬場の真ん中から馬なりで追われ、久々ながら躍動感ある走りでラスト1Fは11.5の好時計をマークしてゴール。1週前も浜中騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F79.0-1F11.7の好時計をマークしてゴールしました。先週・最終とラスト2Fはやや減速ラップですが、いずれも11秒台の持続ラップと時計は優秀です。全体も先週は4F50秒を切る好時計をマークしており、しっかり負荷がかけられています。輸送前にこれだけハードに追えたのは何よりで、休み明け初戦から力を発揮できそうな気配です。
ソーダズリング(牝3、音無秀孝厩舎)
12/13(水)栗東・坂路(良)4F53.0-3F37.7ー2F24.2-1F12.2(馬なり)
松若風馬騎手を背に栗東坂路で単走。ゆったりと入って道中は折り合いに専念し、直線軽く追われてラスト1Fは12.2をマークしてゴール。1週前は松若騎手を背に坂路で追われ、4F50.8-1F12.0の好時計をマークしてゴールしました。最終追いは調整程度の軽めの内容でしたが、1週前には好時計を出して負荷もかけられており、問題なし。坂路主体の追い切りはいつものパターンで、今回もこの時計なら好仕上がりと見て良さそうです。秋3戦目ということで上積みは大きくなさそうですが、前走からパフォーマンスが上がってきており、高いレベルで好状態をキープ出来てそうな今回も本番の走りに期待です。
ルージュエクレール(牝4、萩原清厩舎)
12/13(水)美浦・W(やや重)5F69.9-4F53.7ー3F38.5-1F11.7(馬なり)
美浦のWコースで単走。道中はゆったりながらもキレイな加速ラップを刻み、しまい重点に追われてラスト1Fは11.7の好時計をマークしてゴール。1週前はWコースで2頭併せを行い、古馬1勝クラスの僚馬クールトラッカーを追走し、5F68.8-1F11.5の好時計をマークして併入しました。ここでもキレイな加速ラップでしまいも11秒台でしめてと、時計は優秀。中間の本数がやや少なめですが、少ないながらもしまいはしっかりとキレを見せており、前走の秋風Sで見せたような末脚は発揮できそうな気配です。