JRAホープフルステークス(2023)出走予定馬の予想オッズと過去9年のデータから傾向を分析!

2歳王者を決めるG1「ホープフルステークス」がいよいよ開催です。G1として生まれ変わったことで傾向も変わってくるとは思いますが、今回はG2として開催された2014~2016年の3年間、G1として開催された近6年を合わせた過去9年間のデータをもとに傾向を探っていきたいと思います。

■「1・2番人気」が好成績の堅実レース

人気は「1番人気」が最多の5勝を挙げており、連対数も最多。3着内の回数は「1番人気」と「2番人気」が最多タイとなっています。勝ち馬は9頭中8頭が「3番人気以内」から出ており、勝ち馬については上位3頭からの選出が必須となっています。「1・2番人気」はいずれも複勝率が66%と安定しており、上位2頭はとくに堅実です。人気薄を見ますと「10番人気以下」は3着内が1回となっており、大穴はほとんど絡んでいません。「6~9番人気」は2着3回、3着4回となっており、相手はこのあたりの人気馬から選ぶのが良さそうです。昨年は荒れに荒れて三連単で246万馬券の超高額配当が飛び出していますが、過去9年で半分の4回は三連単の配当が1万円以下となっており、基本的には堅実決着傾向が強めのレースです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 5 1 0 3
2番人気 2 1 3 3
3番人気 1 2 1 5
4番人気 0 2 1 6
5番人気 0 0 0 9
6~9番人気 0 3 4 29
10番人気以下~ 1 0 0 52
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 2 1 0 0
2.0~2.9倍 2 0 0 1
3.0~3.9倍 1 0 2 3
4.0~4.9倍 2 0 0 0
5.0~6.9倍 0 4 2 4
7.0~9.9倍 1 1 0 10
10.0~14.9倍 0 0 1 9
15.0~19.9倍 0 1 1 6
20.0~29.9倍 0 0 2 8
30.0~49.9倍 0 2 1 13
50.0~99.9倍 1 0 0 15
100.0倍以上 0 0 0 38
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2014 15,000 円 345,220 円
2015 2,850 円 7,790 円
2016 2,670 円 15,250 円
2017 2,960 円 52,380 円
2018 840 円 3,650 円
2019 1,170 円 2,760 円
2020 910 円 5,560 円
2021 2,160 円 27,610 円
2022 175,230 円 2,466,010 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 シンエンペラー 3.3
2 ゴンバデカーブース 6.1
3 レガレイラ 7.8
4 ヴェロキラプトル 9.7
5 センチュリボンド 13.4
6 ショウナンラプンタ 19.9
7 ミスタージーティー 21.2
8 ウインマクシマム 28.8
9 シリウスコルト 33.4
10 タリフライン 38.8
11 サンライズアース 44.4
12 サンライズジパング 50.1
13 アドミラルシップ 63.5
14 ディスペランツァ 69.7
15 インザモーメント 76.4
16 アンモシエラ 80.8
17 ニューステソーロ 109.5
18 テンエースワン 178.9
19 カフェグランデ 207.5
20 ホルトバージ 214.1
21 ロジルーラー 245.2
22 ココナツキュート 289.4

■枠は「真ん中枠」が好成績、脚質は「逃げ・追い込み」など極端な脚質は割引き

コースは中山の芝2000mを使用。枠は「2・4・5・6枠」が最多タイの2勝ずつを挙げており、連対数は「4枠」と「6枠」が最多タイとなっています。最内の「1枠」、外枠の「7・8枠」はいずれも0勝、2着が1回ずつとなっており不振です。比較的真ん中寄りの枠が好走傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の6勝を挙げ、連対数も最多と好成績です。「差し」は3着が7回と多く、3着内の回数は「差し」が最多となっています。勝ち馬は先行馬から出やすく、差し馬は3着までという傾向となっています。また、距離以上にタフさが要求されるコースゆえ「逃げ」の成績は皆無で、「追い込み」も3着内は0回です。極端な脚質の馬は割引いて考えたいところです。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 1 10
2枠 2 0 2 10
3枠 1 1 0 13
4枠 2 2 2 12
5枠 2 1 1 13
6枠 2 2 1 13
7枠 0 1 2 16
8枠 0 1 0 20
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 0 8
先行 6 5 1 27
差し 3 3 7 32
追い込み 0 0 1 38
その他 0 0 0 2

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 0 1
-9~-4kg 2 0 1 13
-3~+3kg 4 3 4 44
+4~+9kg 2 3 3 35
+10~+19kg 1 3 1 12
+20kg~ 0 0 0 2
今回減 4 0 2 27
同体重 2 2 1 14
今回増 3 7 6 66

■「関西牡馬」が中心

性別は「牝馬」で馬券に絡んだ馬は0頭となっており、「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が7勝を挙げており、関西馬が優勢です。

性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 9 9 104
牝馬 0 0 0 3
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 4 5 51
栗東 7 5 4 54
地方 0 0 0 2

■前走レースは「東京スポーツ杯2歳S」に注目

前走レースは「東京スポーツ杯2歳S」が最多の3勝を挙げており、参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「1着」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。3着内に入った27頭中23頭が、前走「1着」だった馬でした。前走を勝ち上がってきた2歳馬の出走がほとんどのため当然のデータと言えますが、前走で3着以下に敗れた馬は3着内が1回のみとなっているので、前走で「3着以下」だった馬は問答無用で消しても良さそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
東京スポーツ杯2歳S 3 0 1 12
萩ステークス 2 1 0 4
新馬 2 0 2 12
ラジオNIKKEI杯京都2歳S 1 1 0 11
葉牡丹賞 1 0 0 9
未勝利 0 1 1 22
黄菊賞 0 1 1 6
アイビーステークス 0 1 1 2
紫菊賞 0 1 1 1
デイリー杯2歳S 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G2 1 1 0 4
G3 3 2 1 24
重賞 0 0 0 1
リステッド/オープン 2 2 2 11
1勝クラス 1 3 3 30
新馬・未勝利 2 1 3 34
地方 0 0 0 3
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 6 8 9 61
2着 2 1 0 7
3着 0 0 0 14
4着 1 0 0 2
5着 0 0 0 4
6~9着 0 0 0 11
10着以下~ 0 0 0 8

[該当馬] 前走が東京スポーツ杯2歳Sだった馬

  • ショウナンラプンタ(4着)

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は「川田将雅」が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手で2勝以上を挙げている騎手はおりませんが、1勝を挙げている騎手の中でも「C.ルメール」は過去8回騎乗して6度馬券に絡んでおり、同レースにおける好走率は高めです。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
川田将雅 2 0 0 2
C.ルメール 1 2 3 2
M.デムーロ 1 1 0 5
C.デムーロ 1 1 0 3
福永祐一 1 0 1 3
横山武史 1 0 0 2
B.ムルザバエフ 1 0 0 0
H.ボウマン 1 0 0 0
武豊 0 1 1 4
横山典弘 0 1 0 2

[該当馬] C.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • レガレイラ