【ホープフルステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

2歳王者を決めるG1「ホープフルS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ゴンバデカーブース(牡2、堀宣行厩舎)

12/25(月)美浦・W(良)6F82.4-5F65.8-4F50.9-3F36.5-1F11.9(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬サトノガレオンを4馬身、2歳未勝利のインクルージョンを6馬身追走。3コーナーあたりからジワジワとピッチを上げて4コーナーで前を射程圏内に捉えると、直線は内に潜り込んで並びかけ、軽く仕掛けられてラスト1F11.9の脚で伸びてサトノガレオンに2馬身、インクルージョンに3馬身先着してゴールしました。1週前はR.ムーア騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F80.8-1F11.3の好時計をマークして併入しました。中間は併せ馬を交えて乗り込まれており、1週前で一気に負荷をかけて最終追いで微調整といった流れ。楽な馬なりであっさりと併せ馬を圧倒して好時計をマークしていることからも、態勢は万全と見て良さそうです。

ヴェロキラプトル(牡2、高野友和厩舎)

12/24(日)栗東・坂路(良)4F54.0-4F39.1-2F25.1-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチ沿いを活気あふれるフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12.1をマークしてゴール。馬なりながら全身を使ったパワフルな動きで体幹のブレも少なく安定して走れています。1週前は坂路で一杯に追われ、4F56.1-1F12.0をマーク。これまで同様坂路主体の追い切りを消化してきており、時計面においても目立って速くはないものの、1週前・最終といずれもしっかりと前走以上の時計をマークしており、秋2戦目の上積みを感じさせてくれています。

シリウスコルト(牡2、宗像義忠厩舎)

12/24(日)美浦・坂路(良)4F52.3-4F39.0-2F25.9-1F12.8(馬なり)

美浦の坂路で単走。坂路は今回が初でしたが、1本目は軽く流して身体をほぐし、2本目はテンから13秒台のラップを刻んでしっかりと時計を出してきました。最後までスピードを落とすことなく気配は良好。1週前は三浦皇成騎手を背にWコースで3頭併せを行い、6F81.9-1F11.5の好時計をマークし、最先着でゴール。時計は自己ベスト更新で、道中はキレイな加速ラップ、しまいも11.5でまとめてと好内容の追い切りを消化してきています。中団も11月からしっかり乗り込んでおり、ここへ向けて意欲的に乗り込まれています。レースを使われる毎に馬体重も増えており、成長にも大きな期待が持てそうです。