西の金杯レース「京都金杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される人気馬3頭の最終追い切りを取り上げましたので、予想の参考にお役立てください。
ドーブネ(牡5、武幸四郎厩舎)
1/3(火)栗東・CW(良)6F83.4-5F67.9-4F52.9-3F38.3-1F12.3(馬なり)
栗東CWコースで単走。前半はゆったりと進めて折り合いに専念し、ゴール前で軽く仕掛けられると、ラスト1Fは12.3の脚で伸びてゴール。無理に追うこともなく、軽めの内容で最終調整を行ったという印象です。もともと気持ちが高ぶりやすいところがあったり、爪も丈夫じゃなかったりと調整が難しい馬でしたが、マイルに距離を縮めた近2戦は危なげない内容で連勝しており、追い切りでも坂路を交えて本数もこなせています。ようやく本格化してきた今ならあっさり重賞初制覇も果たせそうな気配です。
トゥードジボン(牡5、四位洋文厩舎)
1/3(火)栗東・CW(良)4F54.5-3F38.6-1F11.6(馬なり)
栗東CWコースで単走。前半は我慢の利いた走りで折り合いに専念し、4コーナー手前から徐々にピッチを上げていきます。直線に入って手綱を緩めると、一気に加速してラスト1F11.6という伸び脚でゴールしました。1週前はCWコースで6F82.3-1F11.2と負荷がしっかりかけられており、いつも通りの調整パターンで順調に追い切りを消化しています。秋の2戦はいずれも逃げ切り勝ちで好調ムード。もともと攻め駆けするタイプで追い切りのパフォーマンスは普段から良い馬ですが、今回もすでに体はできている印象で、万全の態勢を整えていると見て良さそうです。
ダノンタッチダウン(牡4、安田隆行厩舎)
1/3(火)栗東・坂路(良)4F53.1-3F38.0-2F24.4-1F12.3(馬なり)
北村友一騎手を背に栗東坂路で単走。シャープな脚色で登坂し、ラスト2Fは12.1-12.2の好ラップでまとめてゴール。首がやや外へ向いていましたが、騎手がしっかり手綱でコントロールし、まっすぐに走れていました。全体的に落ち着いた走りながらも、フットワーク、反応、伸びは優秀です。中間はCWコースで長めに乗り込まれてきており、最終追いの坂路は気遣いやリズムを重視した調整といったイメージです。近走は追い切りやレースでもリズムや調子も落としていた印象がありましたが、良化傾向が見られる今回はパフォーマンスを上げてくる可能性が高そうです。