【愛知杯2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

牝馬限定のハンデG3「愛知杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ミッキーゴージャス(牝4、安田隆行厩舎)

1/10(水)栗東・坂路(良)4F54.5-3F39.1-2F24.9-1F12.2(馬なり)

斎藤新騎手を背に栗東坂路で単走(レースは川田将雅騎手が騎乗)。馬なりの楽な手応えで登坂し、ラスト1F12.2でまとめてゴールしました。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F84.4-1F11.1をマークして古馬3勝クラスの僚馬エーデルブルーメに2馬身半先着。道中はややチグハグなラップでしたが、しまいは強めに追われて抜群の手応えを見せ、ラスト1Fは11.1とこの馬らしい切れ味を披露しました。小柄な馬体でしたがしっかり体重も増えてきている様子で、成長が見られる点からも期待したくなる1頭です。

ルージュスティリア(牝5、藤原英昭厩舎)

1/10(水)栗東・坂路(良)4F53.0-3F37.8-2F24.2-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中をリズム良く駆け上がり、終始馬なりの楽な手応えままラスト1F12.4をマークしてゴールしました。1週前はL.モリス騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、5F66.4-1F12.6をマークして先着。レース間隔が詰まっている中で5F66.4の時計は優秀で、中間も坂路を中心に乗り込まれています。大きな変化は見られませんが、この内容なら引き続き一連のデキは保てていると見て良さそうです。ここで追い切りの質を落とすことなく来れた点を高く評価したいと思います。

アレグロモデラート(牝5、武井亮厩舎)

1/10(水)栗東・CW(良)7F99.1-6F82.2-5F66.8-4F52.2-3F37.4-1F11.6(馬なり)

栗東CWコースで単走。序盤はゆったりと入り折り合いに専念し、ラスト1Fで促されて11.6の好時計をマークしてゴールしました。ラスト2Fは11.8-11.6の好ラップで、道中の折り合いやしまいの反応は良好。1週前は美浦のWコースで3頭併せを行い、6F83.6-1F11.8をマークして最先着でゴール。併せた相手は日経新春杯に出走するハーツコンチェルトと、京成杯に出走するアーバンシックとレベルの高い馬で、この2頭に先着できた点は好感が持てます。ラップもキレイでしまいも先週・最終と11秒台を出せているので、好状態で出走できると見て良さそうです。