ヴィクトリアマイルへと続く古馬牝馬のG3「京都牝馬S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ソーダズリング(牝4、音無秀孝厩舎)
2/14(水)栗東・坂路(良)4F51.5-3F37.2-2F23.7-1F11.7(馬なり)
栗東坂路で単走。テンから行きっぷり良く飛ばしていき、馬なりながらラスト2Fも12.0-11.7の加速ラップでまとめてゴールしました。1週前には武豊騎手を背に坂路で2頭併せを行い、4F51.3-1F11.8の好時計をマークして先着。ここでも馬なりながらラスト2Fは11.9-11.8の加速ラップをマークし、全体時計も優秀です。坂路主体はこれまで通りですが、時計は前走と2走前よりも速く、リフレッシュの効果もあってか素軽さが増して楽に好時計をマークできるようになってきた印象です。十分に力を出せる状態に仕上げられていると見て良さそうです。
メイケイエール(牝6、武英智厩舎)
2/14(水)栗東・CW(良)4F49.8-3F35.7-1F11.5(馬なり)
栗東CWコースで単走。序盤から前進気勢たっぷりに飛ばしていき、しまいもスピードを落とさずラスト1F11.5でまとめてゴールしました。集中力を欠かさずに最後まで伸びることができていたのは好調の証。1週前は池添謙一騎手を背にCWコースで追われ、強めに追われて4F51.2-1F11.3の好時計をマーク。ラスト2Fは11.3-11.3という圧巻の好ラップで、負荷は十分にかけられています。海外帰りの休み明けとなりますが、雰囲気は上々。初戦から力を出せる状態に仕上げられていると見て良いでしょう。
モズゴールドバレル(牝5、藤岡健一厩舎)
2/14(水)栗東・CW(良)5F67.1-4F51.0-3F36.1-1F11.0(馬なり)
栗東CWコースで2頭併せ。4コーナーで僚馬の後ろにピタリと取り付くと、直線は内へ進路を取ってラスト1Fは11.0の鋭い切れ味を見せて1馬身先着しました。1週前は坂路で古馬オープンの僚馬アルーリングウェイと併せ馬を行い、4F52.4-1F12.2をマークして1馬身遅れてゴール。相手には遅れましたが、道中のラップはキレイで、しまいも12.4-12.2の加速ラップをマークできており、動きは良好です。ラップ、折り合い、反応、伸びとどれも抜群で、休み明けながら状態は上向いていると見て良さそうです。