2月25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されたサウジC(G1、ダ1800m)で2着だったウシュバテソーロ(牡7、高木登厩舎)は、3月30日にドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップ(G1、ダ2000m)へ予定通り向かうことが明らかになった。
先日、サウジCで出走を取消したメイショウハリオ(牡7、岡田稲男厩舎)はドバイワールドカップを回避。サウジCで12着に敗れたレモンポップ(牡6、田中博康厩舎)は、レース後に歩様の乱れが見られ、ドバイのゴドルフィンマイルを視野に入れていたが、同レースを回避。サウジC・9着だったクラウンプライド(牡5、新谷功一厩舎)はドバイワールドカップの招待を受諾しているが、出走は未定としている。
また、G3のサウジダービーで11着だったセットアップ(牡3、鹿戸雄一厩舎)は、結果次第でドバイワールドカップへ向かうとしていたが、参戦を取りやめた。
サウジからドバイへの転戦を予定していた日本勢の多くが帰国する中、予定通り転戦するウシュバテソーロは英国の大手ブックメーカー「WilliamHill」で3.50倍の1番人気に推されており、連覇への期待が高まっている。