【オーシャンステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

高松宮記念の前哨戦となる「オーシャンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

トウシンマカオ(牡5、高柳瑞樹厩舎)

2/28(水)美浦・W(良)6F83.9-5F66.9-4F51.3-3F37.2-1F11.2(馬なり)

菅原明良騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬エトワールマタンを2馬身半追走し、道中は折り合いに専念。直線は内に入って鞍上のゴーサインに鋭く反応すると、ラスト1F11.2の切れ味で伸びて一瞬で1馬身の差をつけて先着しました。1週前はWコースを単走で追われ、6F82.9-1F11.5をマークしてゴール。約3ヶ月の休み明けでまだ良くなる余地は残しているようにも見えますが、時計や動きからは出来落ち感は全く感じられず、力は出せる状態にはあると見て良いでしょう。

キミワクイーン(牝5、奥村武厩舎)

2/28(水)美浦・W(良)6F84.5-5F67.8-4F52.5-3F37.9-1F11.3(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ショウナンラスボスを追走。直線は内からスムーズに取り付くと、ラスト1Fは11秒3の好時計をマークして、馬なりの楽な手応えのまま一杯に追われて追撃してくる相手をクビ差おさえて先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F82.8-1F11.7をマークして半馬身先着。時計は前走以上で、軽く仕掛けられただけで抜群の反応と伸びを見せています。手前替えもスムーズで、合図にも素早対応ができうるのは好材料です。

マテンロウオリオン(牡5、昆貢厩舎)

2/28(水)栗東・坂路(良)4F54.5-3F39.1-2F24.9-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。キレイなラップを刻んで坂を向くと、ラスト2Fは12.8-12.1の加速ラップで伸びてゴールしました。1週前は坂路で2頭併せを行い、一杯に追われて4F50.8-1F12.4の好時計をマークして追走した相手と併入してゴール。4F50.8と全体でしっかり時計を出して自己ベストを更新し、しまいはやや減速ラップながらも先行させた相手をしっかり捉えて併入と、好内容の追い切りを消化しました。近走は二桁着順連発と不振にあえいでいましたが、ここへ来て追い切りで目立った動きと時計を出してきており、変化を見せてきました。復活の走りが期待できそうな仕上がりです。