【フィリーズレビュー2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

桜花賞トライアルの最終戦「フィリーズR」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

シカゴスティング(牝3、庄野靖志厩舎)

3/6(水)栗東・坂路(良)4F54.5-3F39.4-2F25.0-1F12.2(馬なり)

鮫島克駿騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。3歳未勝利の僚馬リュクスブリランテを先行させ、相手の後ろにピタリと付けて追走。ラスト1Fは12秒2の脚で内からあっさりと交わして2馬身先着しました。1週前も鮫島騎手を背に坂路で2頭併せを行い、4F53.7-1F12.0をマークして1馬身遅れてゴール。先週は相手を交わし切ることは出来ませんでしたが、併せたスウィープフィートは調教で動くタイプですし、シカゴスティング自体はラスト2F12.7-12.0と良い加速ラップを刻めているので、問題はありません。前走の阪神JFは逃げましたが、先週・最終の追い切りではしまい重点に追われて前を交わしに行く競馬を意識しており、タメる形で運んでいく可能性もあり、本番を楽しみにさせてくれる1頭です。

レディマリオン(牝3、長谷川浩厩舎)

3/6(水)栗東・坂路(良)4F51.9-3F38.0-2F24.3-1F11.9(馬なり)

栗東坂路で単走。長谷川調教師自らが騎乗して外ラチ沿いを駆け上がり、ラスト2Fは12.4-11.9の加速ラップを刻んでゴールしました。1週前はB.ムルザバエフ騎手を背に坂路で追われ、4F53.6-1F12.6をマーク。先週は軽めの負荷で騎手と感触を確かめ合う程度の内容でしたが、道中はキレイな加速ラップを刻めており、ラスト2Fも13.2-12.6の加速ラップでまとめてゴール。前走も坂路主体の同じパターンで追われて好走しており、今回も好状態で臨めると見て良さそうです。

カルチャーデイ(牝3、四位洋文厩舎)

3/6(水)栗東・CW(重)4F50.9-3F36.8-1F11.2(馬なり)

酒井学騎手を背に栗東CWコースで単走。雨で力の要る馬場となったCWコースを気にすることなく、馬なりのままラスト1F11.2の好時計を叩き出してゴールしました。1週前も酒井騎手を背に坂路で2頭併せを行い、一杯に追われて4F52.3-1F12.2をマークし、先行させた相手を内から交わして1馬身先着。道中は課題の折り合いに専念しており、しまいの鋭い脚へ繋げることができています。前走の阪神JFも状態面は良好でしたが、良すぎた分気負ってしまった印象。今回も状態面は抜群で、あとは本番で折り合えるかどうかだけでしょう。