今週日曜中山10レースは芝1600mで行われる4歳以上のリステッドレース「東風S」が開催されます。
過去5年のデータをみると、後方待機勢に厳しいレースで、逃げ、先行馬が5勝かつ8連対を果たしており、差し・追い切り馬を狙うのは控えたほうが良さそうな一戦です。
マツリダゴッホ産駒の8歳馬カルリーノ、3歳時はクラシック路線にも乗ったもののスランプが続くヴィクトワールピサ産駒のアサマノイタズラ、ワールドエース産駒の6歳馬メイショウシンタケ、さらに上位人気想定となっているディープインパクト産駒のグレイイングリーンにとっては、脚質的にも苦戦が強いられそうです。
2019年には12番人気のジョーストリクトリが勝利しており、伏兵扱いの馬が馬券圏内に入るケースも多いレースだけに人気薄の馬の台頭にも警戒しておきたいレースとなっています。
また、ここ2年のトレンドとしてダイワメジャー産駒が2年連続連対中ということもあり、出走馬中唯一のダイワメジャー産駒である6歳馬モントライゼは、ここのところ苦戦が続いているだけに、人気薄かつ先行ができる馬という点で、レース傾向とマッチしており、穴馬として絶好といえそうです。