【阪神大賞典2024予想】天皇賞春へと繋がる重要な一戦!シルヴァーソニックやテーオーロイヤルなど出走予定馬を考察

今週の阪神競馬の日曜メインは天皇賞春へと繋がる重要なステップレース「阪神大賞典」です。過去の好走馬は天皇賞でも好走するケースが多く、本番を占う上でも見逃せない一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

シルヴァーソニック(牡8、池江泰寿厩舎)

2022年の阪神大賞典3着馬シルヴァーソニックは、一昨年の雪辱を果たすべく参戦。一昨年の同レースはディープボンドとアイアンバローズの3着と力は十分に示しており、その後も力を付けて同年のステイヤーズステークスを制して重賞初制覇を達成しました。昨年初戦はキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されたレッドシーターフHを快勝し、春の天皇賞でも3着に好走し、国内外の長距離G1戦線で活躍。今回その天皇賞・春以来、実に約11ヶ月ぶりとかなり久々の実戦となりますが、本来持っている能力が高いのは明白です。長距離戦は得意ですし、いきなりの激走も十分あり得る1頭として注目です。

テーオーロイヤル(牡6、岡田稲男厩舎)

前走のダイヤモンドSを快勝し、重賞2勝目を果たしたテーオーロイヤル。2022年のダイヤモンドSの覇者で、前走のダイヤモンドSで変則2度目のVと改めて長距離適性の高さを示しました。昨年12月のステイヤーズステークスでも2着に好走しており、長丁場が得意な生粋なステイヤーです。阪神コースで開催された2022年の天皇賞・春でも3着、同年の尼崎Sや兵庫特別といった阪神の条件戦でも好走しており、コース適性も十分に高い1頭です。長い距離でも最後は必ず良い脚を使ってくれるタイプでもあり、近2戦はいずれも上がり3F最速の33秒台の脚を使って好走。今回のメンバー、コース適性、前走の内容を見る限り、高く評価せざるを得ないでしょう。

サヴォーナ(牡4、中竹和也厩舎)

前走の日経新春杯・2着から参戦する明け4歳馬のサヴォーナ。昨年は神戸新聞杯で2着に好走し、続く菊花賞でも5着に善戦しました。菊花賞は外から早目に好位へ上がっていき、直線に入ると余力がなくなりながらもしぶとく脚を使って掲示板を確保。秋初戦の神戸新聞杯では好位から2着に粘り込み。重賞は未勝利で勝ち馬にキレ負けするシーンがよく見れますが、今回は一気の距離延長ということで得意のスタミナと持続力を存分に発揮できるはずです。大きく崩れることが少ない弱点の少ないタイプでもあり、軸馬としての信頼度も高そうな1頭です。