【ファルコンステークス予想2024】スピード自慢の快速3歳馬が集結!シュトラウスやロジリオンなど出走予定馬を考察

中京の土曜メインはスピード自慢の3歳馬が集う重賞「ファルコンS」です。2021年の2着馬グレナディアガーズはその後のNHKマイルC・3着、その前年の2着馬ラウダシオンもNHKマイルC快勝、2018年の勝ち馬ミスターメロディは後に高松宮記念を制すなど、短距離からマイルまで幅広い活躍馬を輩出しているレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

シュトラウス(牡3、武井亮厩舎)

前走の朝日杯FS・10着から巻き返しを狙うシュトラウス。東京マイルのデビュー戦は9馬身勝ち、続くサウジアラビアRCは道中掛かりながらも3着入線、東京スポーツ杯2歳Sでは3番手で折り合って抜け出して快勝と、早くから重賞戦線で活躍しており能力は上位。ただ、前進気勢が強く、折り合い面に課題があるのが難点。前走の朝日杯FSは行きたがって暴走気味な逃げで脚を使ってしまい、最後は垂れてしまいました。実力はメンバー上位であることは明確で、1400mへの距離短縮がプラスに働きそうな今回はしっかりと実力を発揮してくれそうです。

ロジリオン(牡3、古賀慎明厩舎)

前走のクロッカスS・1着から参戦するロジリオン。スタートで接触するも、中団には付けて折り合い、直線は外目から上がり3位の33秒2の脚で差し切って快勝。休み明けで14kg増と馬体を増やしていましたが、危なげない競馬でしっかりと勝ちきってきました。2走前の京王杯2歳Sでは直線で外に出すのに手間取りましたが、坂上から上がり最速33秒0の末脚で伸びて2着に好走。クロッカスSはスローペース、京王杯2歳Sはレース史上最も速い前半600m34秒2というハイペースでしたが、最後はしっかりと脚を使えており、どんな流れでも最後は確実に伸びてくる脚は魅力です。中京コースは初となりますが、デビュー当初から左回りコースに徹底しており、今回もこなしてくれる可能性は高そうです。

ソンシ(牡3、中内田充厩舎)

前走、東京1400mの1勝クラスを快勝したソンシ。先団からやや離れた5番手から追走し、直線はノーステッキで一気に差を広げて3馬身差の快勝と圧倒的な勝ちっぷりでした。2走前の万両賞では2着に敗れましたが、早めに抜け出したぶんで、最後はやや遊びながらの走りになってしまった印象。前走の1勝クラスでは抜け出してからお勢いを保てており、しっかりと成長もしてきています。キャリア全3戦は1400m戦で、成績も【2-1-0-0】と好成績。重賞は初挑戦となりますが、これまでの勝ちっぷりと左回りや1400mの実績から、今回も勝ち負けの期待の期待は十分ありそうです。