3月20日にドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイターフ(G1、芝1800m)へ向けて、日本から参戦するドウデュース(牡5、友道康夫厩舎)が13日、武豊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せを行った。
併せたのは古馬オープンの僚馬ハーパーを4馬身ほど追走。序盤は2頭とも良いペースで進めていったが、3コーナーでペースダウン。4コーナーをゆったりとまわって直線はラスト1F11.0の鋭い脚で伸びて3馬身半先着した。
時計は6F79.5-5F65.1-4F50.2-3F35.5-2F21.9-1F11.0の猛時計。追い切りでは普段からよく動くタイプだが、3コーナーでペースダウンした際にはしっかりと我慢ができて道中はピタリと折り合うことが出来ていたのは成長の証とも言えよう。オークス2着、秋華賞3着、エリザベス女王杯3着というG1実績があるハーパーを軽々と交わすことが出来ていたのも好感が持てる。
来週水曜日には軽めの国内最終追い切りを予定しており、最終調整の段階へと入っていく。無念の出走取消に終わった昨年のドバイターフの雪辱へ向けて、態勢は着々と整いつつあるようだ。