9日と10日の二日間で行われた「セレクトセール2018」は、落札総額が179億3200万円(税抜き、以下全て税抜で表記)となり、史上最高だった2017年の173億2700万円を抜いて新記録達成となった。
9日の1歳馬セールでは、233頭が上場され、211頭が落札された。この日の売上は96億7450万円で、過去最高を記録した昨年の86億3450万円を約10億円も上回り史上最高額となった。
10日の当歳馬セールでは、231頭が上場され、205頭が落札された。売上は82億5750万円で、過去最高を記録した昨年の86億9250万円を下回ったものの、史上2番目の売上額となった。
二日間で1億円を超える高額落札馬は39頭と、こちらも昨年の32頭を上回った。なお、2億円を超える馬は5頭おり、最高落札額となったのは「リアアントニアの2018」(牡、父ディープインパクト)で、「サトノ」の冠名でおなじみの(株)サトミホースカンパニーが10日に2億9000万円で落札した。2番目の高額馬は「キングスローズの2017」(牡、父ディープインパクト)で、「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックスが9日に2億5000万円で落札した。
二日間にわたって行われた「セレクトセール2018」の総上場頭数は464頭で、うち416頭が落札された。