昨年のフラワーCを制したファンディーナ(牝4、高野友和厩舎)が、11日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退することが明らかになった。今後は生まれ故郷の谷川牧場で繁殖入りする予定となっている。11日、JRAが公式ホームページで発表した。
ファンディーナは昨年1月に京都でデビュー。2戦目のつばき賞とフラワーCを勝利し、無傷の3連勝で牝馬ながら牡馬クラシックの皐月賞へ挑んだ。皐月賞当日は1番人気に推されるも、結果は7着に敗れた。その後は4戦していずれも掲示板外(5着以下)だった。前走のリゲルS(9着)の後に右腸骨の骨折が判明し、復帰を果たせないまま引退することになった。
ファンディーナは父ディープインパクト、母ドリームオブジェニー、母父Pivotalという血統。通算成績は7戦3勝、うち重賞は1勝。ファンディーナ号、お疲れ様でした。