3月30日にメイダン競馬場で開催されたドバイワールドカップ(G1、ダ2000m)で2着だったウシュバテソーロ(牡7、高木登厩舎)が、11月2日に米国のデルマー競馬場で開催されるブリーダーズカップクラシック(G2、ダ2000m)へ向かうことが明らかになった。2日、同馬を管理する高木調教師が明かした。
4日には日本へ帰国予定となっており、その後は白井市の競馬学校で検疫に入る。今後については状態次第としつつも、9月25日に船橋競馬場で開催される日本テレビ盃(G2、ダ1800m)を使ってから本番へ向かうというプランが明かされており、昨年と同様のローテーションで雪辱を狙う。
2023年のブリーダーズカップはドバイワールドカップ・1着、日本テレビ盃・1着という臨戦過程で挑んでの5着敗退。今年はサウジC・2着、ドバイワールドカップ・2着と勝ちきれない流れが続いているが、この馬自身のパフォーマンスは高く、逆襲の期待も十分。秋以降の爆発を待ちたい。