大の競馬好きとして知られるお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品。先週の天皇賞春では本命馬に挙げた2番人気のドゥレッツァが15着に沈み、久しぶりに「粗品の呪い」がXでトレンド入りした。
今春は予想の精度も高く比較的調子は良かったが、展開予想で度々名前を挙げられていたハピもまさかの競走中止となっていることから、呪いの力がここへ来て強まってきている可能性が高い。
気になるのは今週のNHKマイルCの予想だが、昨年は「とにかく荒れる」と言い放ちながらも1番人気のカルロヴェローチェを本命視し、結果5着に敗れた。馬券的には3連単フォーメーションでカルロヴェローチェの2着付けから穴を絡めて広めに勝負といったように、波乱を想定した馬券の組み立てではあったものの、的中とはならなかった。
それでも9番人気と8番人気が1・2着に入る波乱の決着だったため、やはり波乱含みの難解レースであることは事実。勝馬をバシッと当てるのはかなり難しいレースと言って良いだろう。
今年も勝馬の予想というよりは、軸馬的な買い方が一番しやすい馬を選出してくる可能性は高そうだ。となれば一番狙いやすそうなのは、皐月賞・3着から参戦するジャンタルマンタルだろう。
1番人気に推される可能性が一番高いという意味でも昨年のカルロヴェローチェと同じで、キャリアは【3-1-1-0】で馬券圏内率は100%と安定感は抜群。東京コースは1800mの共同通信杯で好位から抜け出す競馬で2着に好走しており、適性についても問題なし。マイルもデイリー杯2歳Sと朝日杯FSを勝利しておりベスト距離。今回のメンバーでこの条件なら、少なくとも馬券圏内は堅いのではないかということで、中心視してくる可能性はあるだろう。
皐月賞と共同通信杯では本命馬にこそ挙げなかったが、いずれも相手には入れており、朝日杯FSでも1着固定した2頭の内の1頭には入れている。過去に購入している実績からも、今回はいよいよ本命視してくるのではないだろうか。
先週は久々に“呪い”が大きく発動したが、波乱多きNHKマイルCではどのような結果をもたらせてくれるのか。彼の予想を待ちたい。