2月7日の東京11R・東京新聞杯で、1番人気に支持されていたダッシングブレイズに騎乗していた浜中俊騎手が落馬するアクシデントがあった。直線で内から先行馬を追い抜こうとしていたダッシングブレイズは、直線半ばで内ラチに接触し、騎乗していた浜中騎手はバランスを崩して落馬し、ラチの内側にある芝に投げだされる形となった。
脳しんとうのほか、左手首&左手の指3本、計4カ所骨折の重傷
ダッシングブレイズは怪我もなくそのまま走ってレースを終了し、落馬した浜中騎手は府中市内の病院にすぐさま搬送された。幸い人馬ともに命に別状はなかったものの、浜中騎手は脳しんとうのほか、左手首と左手の指3本の計4カ所を骨折している重傷と判明した。浜中騎手は先月24日の中京1Rでも1番人気のマーキークラブに騎乗した際にも、馬が外ラチに激突し、ダートコースから外の芝コースに投げ出されるアクシデントがあったばかりだ。その際は奇跡的に左腕の打撲のみで済んだが、今回ばかりは重傷だ。今月に開催される京都記念やフェブラリーSなどの重賞レースはもちろんのこと、当面の戦線離脱は避けられなそうである。