3月30日にドバイのメイダン競馬場で開催されたドバイターフ(G1、芝1800m)で5着だったドウデュース(牡5、友道康夫厩舎)が、10月6日にフランスのパリロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞(G1、芝2400m)に登録したことが明らかになった。7日、同馬を管理する友道調教師が明かした。
ドウデュースは過去に2022年の凱旋門賞に挑戦したが、この時は20頭中19着と惨敗。レースは後方から脚を溜めて追走したが、直前に降った雨の影響を強く受けた馬場がこたえてしまい、直線に入っても見せ場のないまま19着に沈んだ。あくまで選択肢の一つという姿勢だが、出走となれば2022年以来、二度目の挑戦となる。前回の凱旋門賞後は「またトライしたい」「教訓を生かしていつか日本に凱旋門賞のタイトルを」とトレーナーはリベンジを誓っており、再挑戦の可能性は十分。
ドバイターフ・5着後は先月4日に帰国し、現在は休養中。次走については6月23日に京都競馬場で開催される宝塚記念(G1、芝2200m)を予定しており、今月中旬頃には帰厩する見通しとなっている。ドバイ遠征の経験を糧に、19着惨敗の雪辱を晴らすことができるかに注目したい。