JRA平安ステークス(2024)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

京都の土曜メインは中距離ダート重賞「平安S」です。6月に行われる帝王賞に向けた前哨戦として使うケースも多く、古馬ダートの猛者が集う一戦です。今回は過去10年間のデータをもとにオークスの傾向を探っていきたいと思います

■「2番人気」が不振、穴馬の台頭にも要警戒

人気は「1番人気」が最多の5勝と勝利数は断トツで、連対数も最多です。3着内の回数は「3番人気」が最多となっています。「2番人気」は複勝率30%と信頼度はそこまで高くなく、上位人気は1・3番人気が好成績です。下位人気を見ますと、「6~9番人気」が2着3回となっており、このあたりの中穴クラスが連に絡む可能性は高そうです。3連単は過去10年で10万馬券以上が4回と多く、146万馬券と高額配当も飛び出しているので、波乱の結末も想定しながら予想したほうが良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 5 1 0 4
2番人気 1 1 1 7
3番人気 1 3 4 2
4番人気 1 0 2 7
5番人気 0 1 2 7
6~9番人気 1 3 0 36
10番人気以下~ 1 1 1 64
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 1
2.0~2.9倍 4 2 0 1
3.0~3.9倍 0 0 0 3
4.0~4.9倍 1 0 1 5
5.0~6.9倍 2 1 3 3
7.0~9.9倍 0 2 4 4
10.0~14.9倍 0 1 0 10
15.0~19.9倍 1 1 1 15
20.0~29.9倍 0 2 0 9
30.0~49.9倍 0 0 0 17
50.0~99.9倍 1 0 0 26
100.0倍以上 0 1 1 33
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2014 122,830 円 1,468,650 円
2015 3,360 円 27,260 円
2016 1,340 円 6,130 円
2017 3,490 円 236,010 円
2018 16,030 円 168,500 円
2019 30,210 円 218,430 円
2020 3,910 円 17,870 円
2021 2,020 円 7,670 円
2022 2,150 円 11,340 円
2023 850 円 3,030 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ハギノアレグリアス 3.5
2 スレイマン 5.1
3 ミトノオー 7.7
4 ミッキーヌチバナ 8.9
5 ハピ 9.6
6 グロリアムンディ 12.4
7 メイプルリッジ 14.4
8 メイショウフンジン 21.6
9 ヴィクティファルス 24.5
10 オーロイプラータ 30.1
11 ゼットリアン 35.5
12 バハルダール 37.7
13 サンデーファンデー 43.4
14 カフジオクタゴン 49.8
15 テンカハル 54.6
16 マリオロード 64.5
17 クリノドラゴン 121.5
18 ヴィジョンオブラヴ 324.7

■「外枠」が不振&「逃げ・先行」が好成績

コースは京都のダート1900mを使用。2021~2022年は京都競馬場の改修工事の影響で中京で開催していましたが、昨年からは元の京都競馬場での開催となります。「枠番」と「脚質」については京都の傾向に焦点を当て、京都で開催された過去8回分のデータをまとめました。

枠は「5枠」が最多の3勝を挙げており、3着内の回数も最多です。連対数は「5枠」と「6枠」が最多タイとなっています。どの枠も比較的好走しており極端な傾向は見られませんが、「6枠」から外は1勝のみとなっており、勝ち馬については真ん中より内の枠から出やすくなっています。

脚質は「逃げ」と「先行」が最多タイの3勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「先行」が最多となっています。コーナー4つの小回りコースらしく、前目で進める馬が好走傾向にあります。後方からの馬は差し届かず2着までとなるケースが多く、とくに勝ち馬は前目で競馬をする馬から出やすい傾向となっています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 0 2 10
2枠 0 1 0 14
3枠 0 2 0 14
4枠 2 0 1 13
5枠 3 0 2 11
6枠 0 3 1 12
7枠 0 2 0 14
8枠 1 0 2 13
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 3 0 0 6
先行 3 3 4 22
差し 1 3 4 38
追い込み 1 2 0 35

■馬体重の増減が「+4~+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内も最多の「+4~+9kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 1
-19~-10kg 0 0 0 11
-9~-4kg 0 4 1 23
-3~+3kg 2 2 4 59
+4~+9kg 5 4 1 25
+10~+19kg 2 0 3 7
不明・初出走・未更新 1 0 1 1
今回減 1 5 1 44
同体重 2 1 3 28
今回増 7 4 6 55

■「5歳」が好成績

年齢は、「5歳」が最多の6勝を挙げており、好成績です。性別は、勝ち馬は10頭全てが「牡馬」となっており、「牡馬」が中心となります。所属は、3着内に入着した30頭全てが「栗東」の所属馬となっており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 4 3 1 28
5歳 6 2 5 37
6歳 0 3 1 33
7歳 0 2 2 17
8歳以上 0 0 1 12
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 9 8 118
牝馬 0 1 2 6
セン馬 0 0 0 3
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 0 0 0 33
栗東 10 10 10 94

[該当馬] 5歳馬

  • カフジオクタゴン
  • バハルダール
  • ハピ
  • マリオロード
  • メイプルリッジ

■前走レースは「アンタレスS」が好成績

前走レースは、「アンタレスS」と「フェブラリーS」の2レースが2勝ずつを挙げていますが、今年はフェブラリーSから来る馬がいないため、アンタレスSを重要度の高い参考レースとして注目したいと思います。前走着順は「1着」が最多の3勝を挙げており、ついで「2着」も2勝を挙げていますが、10着以下の馬も4勝を挙げており好走率ベースにおいても侮れません。二桁着順に敗れた馬の巻き返しにも警戒しておきたいところです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
アンタレスステークス 2 3 4 45
フェブラリーステークス 2 1 1 4
仁川ステークス 1 1 0 4
ダイオライト記念 1 1 0 4
ブリリアントステークス 1 0 1 9
サウジカップ 1 0 1 0
東京大賞典 1 0 0 1
チャンピオンズカップ 1 0 0 0
マーチステークス 0 2 1 18
マリーンC 0 1 1 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 3 1 1 4
G2 0 1 0 4
G3 2 5 5 64
リステッド/オープン 2 1 1 26
3勝クラス 0 0 0 15
海外 1 0 1 1
地方 2 2 2 13
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 3 2 3 33
2着 2 2 1 12
3着 0 0 1 7
4着 0 0 1 9
5着 0 2 1 8
6~9着 1 0 2 34
10着以下~ 4 4 1 24

[該当馬] 前走がアンタレスSだった馬

  • ミッキーヌチバナ(1着)
  • スレイマン(2着)
  • ハギノアレグリアス(3着)
  • ヴィクティファルス(14着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「川田将雅」が最多の3勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。傾向らしい傾向は見られませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
川田将雅 3 0 2 3
幸英明 1 3 0 6
松山弘平 1 1 0 4
M.デムーロ 1 0 1 3
福永祐一 1 0 1 3
北村友一 1 0 0 4
太宰啓介 1 0 0 4
内田博幸 1 0 0 1
藤岡康太 0 2 0 1
C.ルメール 0 2 0 1