【平安ステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

中距離ダート重賞「平安S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

スレイマン(牡6、池添学厩舎)

5/15(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F38.5-2F24.9-1F12.5(一杯)

栗東坂路で単走。コーナーをまわってくるところからすでに行きっぷりは良く、坂も一杯に追われてラスト1Fは12秒5でまとめてゴール。1週前は斎藤新騎手を背にCWコースで追われ、6F82.9-1F11.9をマークしてゴール。ラスト2Fは11.8-11.9と11秒台のラップを持続できており、負荷がかけられています。大型の割に休み明け初戦から動けるタイプで、3ヶ月ぶりだった前走のアンタレスSも番手から2着に粘る強い競馬。叩かれての今回はさらに楽しみが持てるように思えます。

ヴィクティファルス(セ6、池添学厩舎)

5/15(水)栗東・坂路(良)4F53.0-3F38.4-2F25.0-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。軽快なフットワークで坂を駆け上がり、馬なりながらも良い行きっぷりを見せてラスト1Fは12秒2をマークしてゴールしました。時計はそこまで目立っていませんが、自分から手前を替えてリズムよく加速していき、しまいも12.8-12.2の加速ラップでまとめてと、好気配です。1週前はCWコースで4F54.4-1F11.1をマーク。繊細なところがあるので、道中は馬のリズムを重視して気分良く走らせていたのは好感が持てます。前走はリズムが悪く一度も手前を替えずに敗れているので、うまく精神的にリセット出来ていれば巻き返しの期待は十分でしょう。

バハルダール(牡5、池江泰寿厩舎)

5/15(水)栗東・坂路(良)4F51.7-3F38.0-2F24.9-1F12.7(強め)

水口優也騎手を背に栗東坂路で単走。道中はキレイなラップを刻み、坂では首の動きがややブレていたようにも見えましたが、終わってみれば自己ベストを大幅に更新と、ここへ来て一気に時計を縮めてきました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F80.6-1F11.6をマークして先着。ラスト2Fは11.4-11.6と11秒台を持続できており、持ち前のスピードを発揮できています。1週前も全体の時計は速く、併せ馬にもしっかり先着と好内容の追い切りを連発してきています。昨年から休みなく使われ、前走の敗退はその疲れが出たかたち。今回はしっかりとリフレッシュ出来ている模様で、本来のパフォーマンスを発揮できそうです。