3歳世代の頂上決戦「東京優駿(日本ダービー)」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。
ジャスティンミラノ(牡3、友道康夫厩舎)
5/15(水)栗東・CW(良)6F81.6-5F66.9-4F51.7-3F36.0-1F11.3(馬なり)
荻野琢真騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。なお、レースは戸崎圭太騎手が騎乗予定。3歳オープンの僚馬ロードフォアエースと古馬1勝クラスのジュンツバメガエシを6馬身ほど追走し、4コーナーで取り付いて直線序盤で並びかけます。ゴールまでびっしり負荷をかけられ、ラスト1F11秒3の脚で伸びて外ジュンツバメガエシに3馬身半、中ロードフォアエースに頭差遅れでゴールしました。反応面は鋭いというわけではありませんでしたが、エンジンがかかってからは良い脚を長く使えており、3頭併せでしっかりと負荷がかけられています。立ち上げも好調といった印象で、ここまでの臨戦過程は至って順調です。
レガレイラ(牝3、木村哲也厩舎)
5/15(水)美浦・W(良)6F81.5-1F11.4(馬なり)
C.ルメール騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳新馬のアンパドゥを1馬身追走し、しまい重点に追われて直線は内から楽々とラスト1F11.4の脚で伸びて併入しました。道中は息を入れながらいいリズムで追走できており、非常にスムーズに折り合えていました。11日に帰厩して坂路で流し、日曜日にも坂路で4F55.0-1F12.3を馬なりでマークと、放牧先でしっかりケアを施された効果もあってか動きは軽快。休み明けの皐月賞を使われて状態面は着実に良くなってきている印象です。
シュガークン(牡3、清水久詞厩舎)
5/15(水)栗東・CW(良)6F81.9-5F65.8-4F50.3-3F35.4-2F22.0-1F11.1(馬なり)
武豊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬ボルザコフスキーを追走し、序盤はゆったりと入って追走。徐々に差を詰めていき1Fごとに加速していき、スピードに乗せてラスト1F11秒1の脚で伸びて併入しました。直線序盤ではいつでもギアが上がりそうな手応えで、軽く仕掛けられると一気に加速していきラスト2Fは10.9-11.1の好ラップをマークして交わしてと、好内容の追い切りを消化。前走の青葉賞から中3週と間隔は詰まっていますが、テンションは落ち着いており、上昇度が見込める好状態にありそうです。