【マーメイドステークス予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

牝馬のハンデG3「マーメイドS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

エーデルブルーメ(牝5、福永祐一厩舎)

6/12(水)栗東・CW(良)6F85.2-5F68.2-4F52.4-3F36.2-1F11.2(馬なり)

栗東CWコースで単走。福永祐一調教師自らが手綱を握り、ゆったりと入って道中はリズムを重視した調整。しまい重点に追われてラスト1Fは11秒2の脚で伸びてゴールしました。1週前はCWコースで追われ、6F81.9-1F11.3の好時計をマークしてゴール。ラップはややチグハグなところがあるものの、5Fも66秒3と優秀で、しまいは溜めた脚をしっかりと使えています。ラスト1Fは2週連続で11秒台前半の脚を使えており、うまく脚を溜めれば良い末脚を使える馬です。持ち味の末脚は遺憾なく発揮できる状態にあると見て良さそうです。

コスタボニータ(牝5、杉山佳明厩舎)

6/12(水)栗東・坂路(良)4F54.6-3F39.9-2F25.2-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで登坂し、ラスト1Fは12秒1でまとめてゴール。途中でやや内へモタれるところがありましたが、もともと口向きの悪いところがある馬で、これで結果が出ているので大きな問題ではないでしょう。1週前はCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F82.8-1F11.4をマークして先着。ラスト2Fは11.5-11.4と11秒台を持続しており、追われてからの反応と首の動かし方からも調子の良さがうかがえます。1週前にCWでしっかり追われ、最終坂路軽めは同馬の好走パターンで、今回も好状態にあると見て良さそうです。

ゴールドエクリプス(牝5、大久保龍厩舎)

6/12(水)栗東・CW(良)6F84.3-5F68.2-4F52.6-3F37.1-1F11.2(馬なり)

栗東CWコースで単走。前半はゆったりと入り折り合いに専念し、4コーナーもゆったりと回ってしまい重点に追われ、ラスト1Fは11秒2を楽にマークしてゴールしました。1週前は幸英明騎手を背にCWコースで追われ、6F81.3-1F11.0をマーク。道中はキレイなラップを刻み、4Fは50.5と速く、ラスト2Fも11.4-11.0の好ラップでまとめてと、時計は優秀です。5月下旬から調教を再開し、坂路4本、ウッドが17本と中間は本数をこなしており順調にここまで調整されてきた印象。先週・最終としまいの末脚は堅実に伸びており、力は出せる状態にあると見て良さそうです。