6月1日の鳴尾記念で8着だったアリストテレス(牡7、上村洋行厩舎)が、12日付でJRAの競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。12日、JRAが公式ホームページで発表した。今後は阪神競馬場で乗馬になる予定。
アリストテレスは2019年9月に阪神競馬場でデビュー。順調に勝ち星を重ねていき、2020年の菊花賞では三冠馬・コントレイルにクビ差迫る2着に好走。続くアメリカJCCを勝利し重賞初制覇を果たすが、その後は2021年の京都大賞典で2着に入線したのを最後に、馬券圏内に好走することは無かった。今年は2000m以下に距離を短縮して復活を狙ったが、結果を出せずに鳴尾記念・15着がラストランとなった。
アリストテレスは父エピファネイア、母ブルーダイアモンド、母の父ディープインパクトの血統。通算成績は26戦4勝。アリストテレス号、お疲れさまでした。