2021年の米G1・BCスプリント(5着)を最後に現役を引退し、北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りしたマテラスカイ(牡10)が、腸捻転のため北海道苫小牧市の社台ホースクリニックで緊急手術を施したが、そのまま息を引き取ったことが明らかになった。
マテラスカイは2016年9月にデビューし、2018年のプロキオンSでは不良馬場の中4馬身差を付ける逃げ切り勝ちを果たし、重賞初制覇を達成。その後も同年のJBCスプリント・2着、翌年2019年のドバイゴールデンシャヒーン・2着、2020年の北海道スプリントC・2着、同年のクラスターC・1着など、中央・地方・海外のダート重賞戦線で活躍した。
ラストランとなった2021年のBCスプリント後は、ブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。2022年の種付け頭数は128頭、2023年は134頭で今年は95頭。初年度産駒は来年デビューする予定となっている。
マテラスカイは父Speightstown、母Mostaqeleh、母父Rahyという血統。通算成績は36戦7勝。マテラスカイ号のご冥福をお祈りします。