【ラジオNIKKEI賞2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

3歳馬限定のハンデG3「ラジオ日経賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ウインマクシマム(牡3、畠山吉宏厩舎)

6/26(水)美浦・W(良)6F85.8―5F69.5―4F53.9―3F38.4―1F11.1(馬なり)

松岡正海騎手を背に美浦のWコースで単走。ブレのない真っすぐな走りで、パワフルなフットワークでしまいは11秒1の好時計をマーク。手綱を握った松岡騎手は「トモのバランスが悪く、息も良くない」とコメントは辛口ですが、かなり良く動いているように見えます。1週前は同じく松岡騎手を背にWコースで追われ、6F81.9-1F10.9の好時計をマークし、自己ベストを更新。道中のラップはキレイで、しまいも10秒9の脚を使えているなら力を出せる状態には整えられていると見て良さそうです。

オフトレイル(牡3、吉村圭司厩舎)

6/26(水)栗東・坂路(やや重)4F54.6―3F39.2―2F25.0―1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチ沿いを気配良く登坂してラスト1Fは12秒2でまとめてゴールしました。ゆったりと入ってしまいの反応と伸びを確認する程度の軽めの内容でしたが、1週前に負荷をかけているのでこの内容で問題なし。その1週前は坂路で4F52.7-1F12.3をマークし、自己ベストを更新。道中のラップはキレイで、ラスト2Fも12.4-12.3の加速ラップを刻んでゴールと、順調にメニューを消化してきています。間隔はそこまであいていませんが、使う毎に良くなっており現状は絶好調という印象です。

ジュンゴールド(牡3、友道康夫厩舎)

6/26(水)栗東・CW(やや重)5F70.7―4F55.1―3F39.1―1F11.6(馬なり)

栗東Wコースで単走。道中はリラックスした走りで折り合いに専念し、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒6をマークしてゴールしました。輸送を考慮して最終追いは軽めで、実質追いは1週前。その1週前は荻野極騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F82.1-1F11.0をマークして2頭に遅れてゴール。相手には先着出来ませんでしたが、格上相手に後ろから進めて僅差なら十分に上向いていると見て良さそうです。時計も申し分なく、好状態でレースに臨めると見ます。