サマーマイルシリーズ2戦目となる「中京記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
エルトンバローズ(牡4、杉山晴紀厩舎)
7/17(水)栗東・坂路(やや重)4F55.3-3F39.9-2F25.2-1F11.8(馬なり)
西村淳也騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の内目を軽いステップで駆け抜け、ラスト1Fは前進気勢を出して11秒8をマークしてゴールしました。1週前も西村騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、7F97.6-1F11.3をマークして先行させた僚馬を1秒1突き放してゴール。長めから負荷をかけながらもラスト2Fは11秒7-11秒3の好ラップでまとめており、活気は十分。先週のひと追いでほぼ仕上げは整い、最終追いはしまいの反応と伸びを確認する程度にとどめてと、万全の態勢を整えてきています。
アナゴサン(牡6、牧田和弥厩舎)
7/17(水)栗東・坂路(やや重)4F53.8-3F39.3-2F25.1-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なリズムで駆け上がり、しまいに気合いをつけられるとラスト1F12秒2をマークしてゴールしました。1週前はCWコースで追われ、6F83.3-1F11.3をマーク。ラスト2Fは11秒5-11秒3の好ラップをマークしており、しまいの脚は堅実です。前走の追い切りと時計的に変わりなく同様のパターンで来ていますが、これまで通りの好走パターンで来れており、高いレベルで好状態をキープできていると見て良さそうです。
セルバーグ(牡5、鈴木孝志厩舎)
7/17(水)栗東・坂路(やや重)4F53.8-3F38.6-2F24.9-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で単走。序盤からゆったりと運び、ピタリと折り合ってしまいは12秒1でまとめてゴール。リズムを重視した内容で終始落ち着いた走りを見せました。1週前は和田竜二騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F81.4-1F11.3の好時計をマーク。全体時計は自己ベスト更新、道中のラップはキレイでラスト2Fも11秒2-11秒3と11秒台でまとめており、気配は良好です。時計は速くとも走りは落ち着いており、ここに向けて万全の態勢で迎えることができている印象です。