4月28日に京都競馬場で開催された天皇賞・春で15着だったドゥレッツァ(牡4、尾関知人厩舎)が、8月21日に英国のヨーク競馬場で開催されるインターナショナルS(G1、芝2050m)を目標に調整を進めていくことが明らかになった。17日、同馬を所有するキャロットクラブが公式ホームページで発表した。なお、鞍上は現時点では未定も、菊花賞(1着)と金鯱賞(2着)で手綱を握ったC.ルメール騎手にオファーを出しているとのこと。
前走の天皇賞・春は2番人気に押されるも、やや力みながら先行し、勝負所で置いていかれて見せ場なく15着に敗退。レース後に熱中症の疑いがあったというコメントが出ており、状態面が整っていなかった様子。現在は福島のノーザンファーム天栄で調整されており、8月上旬あたりに成田空港から英国へ移動する計画となっている。仕切り直して巻き返しの秋へ備えていく。