【クイーンS予想2024】夏の女王決定戦!ドゥアイズやボンドガールなど出走予定馬を考察

秋の牝馬重賞戦線を占う重要な一戦「クイーンステークス」が開催されます。例年レベルの高いメンバーが集結する「夏の女王決定戦」ですが、今年は一体どんな馬が揃ったのでしょうか。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ドゥアイズ(牝4、庄野靖志厩舎)

前走のヴィクトリアマイル・4着から参戦するドゥアイズ。今年初戦の洛陽Sで牡馬を一蹴して快勝すると、続く阪神牝馬S・5着、ヴィクトリアマイルでも0秒3差の4着とハイレベルなレースで善戦しており、古馬になって地力を強化してきた印象。札幌コースは【1-2-0-0】とオール連対を果たしており、洋芝適性についても問題なし。同じ1800mで行われた札幌2歳Sでも2着と重賞でも好走しており、洋芝の1800mはベスト舞台と言って良いでしょう。今回は約2ヶ月半ぶりと久々ですが、メンバーの格が落ちるここは重賞初制覇のチャンスでしょう。

ボンドガール(牝3、手塚貴久厩舎)

前走のNHKマイルC・17着から巻き返しを狙うボンドガール。気性面で課題があった馬でしたが、うまく折り合って鞍上の武豊騎手のエスコートも流石という内容でしたが、直線で前が接触する玉突き事故で行き場がなくなってしまい、ブレーキを踏む羽目に。実力負けではなく、直線スムーズなら上位争いを演じられていた可能性が高かっただけに度外視して良いでしょう。昨年は秋初戦のサウジアラビアRCで2着、今年初戦は復帰戦として予定されていた桜花賞でまさかの除外となり、かわりに回ったニュージーランドTでは2着、前走のNHKマイルCは不完全燃焼の17着と中々良い流れを掴みきれずに惜敗が続いています。ここで勝ち切って何とか飛躍へと繋げたいところでしょう。

ウンブライル(牝4、木村哲也厩舎)

前走のヴィクトリアマイル・6着から参戦するウンブライル。これまで9戦中7戦がマイル戦で、NHKマイルC、阪神牝馬S、ニュージーランドTでいずれも2着とハイレベルなマイル重賞戦線で上位争いを演じてきました。前走のヴィクトリアマイルは前半33秒8秒というハイペースで最後は伸びきれませんでしたが、今回はローカルG3に加え1Fの距離延長ということである程度競馬はしやすくなる可能性もありそうです。とは言え洋芝は初で、本来は広いコース向きのタイプの馬なので、小回りの洋芝コースへの対応もカギとなりそうです。