6月23日に香港のシャティン競馬場で行われたプレミアカップ(G3、芝1400m)を制したムゲン(セ6、P.ン厩舎)が、9月29日に中山競馬場で開催されるスプリンターズS(G1、芝1200m)へ向かうことが明らかになった。22日、香港の地元紙「South China Morning Post」が報じた。スプリンターズSへの外国馬参戦は2018年に香港から参戦したラッキーバブルズ以来、6年ぶりとなる。
昨年7月にデビューし短距離路線を使われ、順調に勝ち星を積み重ねて今年4月に重賞初挑戦となったチェアマンズスプリントプライズ(G1、芝1200m)で3着に好走。続くシャティンヴァーズ(G3、芝1200m)で4着、続く前走のプレミアC(G3、芝1400m)で1着と香港のスプリント重賞戦線で活躍。
鞍上はキャリア全4勝で手綱を握ったいるK.ティータン騎手を予定。スプリンターズSの参戦は初となるが、短期免許で複数の来日経験があり、日本国内でもJRA通算8勝を挙げている名手だ。日本での重賞Vはまだなく、香港の快速馬ムゲンで悲願達成となるかに注目だ。