【エルムS予想2024】北海道唯一のJRAダート重賞!ドゥラエレーデやミトノオーなど出走予定馬を考察

夏の北海道で行われる唯一の中央競馬ダート重賞「エルムステークス」が今週末、札幌競馬場で開催されます。夏の貴重なダート重要ということで例年、重賞実績のある骨っぽいメンバーが揃います。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ドゥラエレーデ(牡4、池添学厩舎)

前走のドバイワールドカップ・5着から参戦するドゥラエレーデ。2022年のホープフルSを勝利以降は勝ち星から遠ざかっていますが、近走は昨年のチャンピオンズC・3着、東京大賞典・3着とダートG1戦線で強豪相手に揉まれながら善戦。前走のドバイでも楽な展開ではない中3番手から早めに前を追いかけて5着と底力の高さをしっかりと見せてくれました。札幌コースも未勝利勝ちした舞台でコース替わりは歓迎。今回は武豊騎手と初コンビということでどんな走りを見せてくれるのかも楽しみです。

ミトノオー(牡4、牧光二厩舎)

前走の平安S・1着から参戦するミトノオー。3歳時には兵庫CSを6馬身差で逃げ切り、ジャパンダートダービーでも逃げて3着に粘ってと早くから快速馬として活躍を見せていた素質馬です。兵庫CS・1着以降勝ち星から遠ざかっていましたが、前走の平安Sは序盤は飛ばしていき、3F過ぎたあたりから一気にペースを下げ、ラスト3Fで勝負に持ち込んでと絶妙な緩急のペースで運んで快勝。この馬らしい強い勝ちっぷりで1年ぶりの勝利を挙げました。単騎でスンナリと持ち味を生かせればやはり強く、ここでもスムーズに自分の競馬ができれば勝ち負けでしょう。

ナチュラルハイ(牡4、黒岩陽一厩舎)

前走のマリーンS・1着から参戦するナチュラルハイ。今年はオープン戦で奮闘していましたが、2走前の大沼Sで2着、続くマリーンSで1着と舞台を函館に移してからは連続好走してオープン初勝利達成。昨年の夏も札幌で1勝クラス、2勝クラスを連勝しており、夏の北海道はベスト舞台。この中間は札幌で主戦の永野猛蔵騎手が付きっきりで追い切りに騎乗しており、態勢も万全という印象です。前走は押して普段よりも好位のポジションを取り、厳しい流れを受けて抜け出す強い内容。札幌巧者で調子も上げてきている今なら重賞初挑戦でも好勝負の期待十分でしょう。