新潟競馬の土曜メインは芝1400mで行われる2歳オープン「ダリア賞」が開催。短距離のデビュー戦を勝ち上がってきた素質馬が集まる夏の注目オープン戦だ。
中でも強い勝ち方をしてきたのは東京の芝1400mを快勝したプリティディーヴァだ。
デビュー前の最終追いで美浦のWコースで6F81.1-64.9-50.0-36.1-23.5-11.4という好時計をマークしたことで、デビュー前から期待と注目を集めていた。1番人気で迎えたデビュー戦も好スタートから番手を追走し、逃げ馬が600m通過35秒5という速い流れを刻む中、しっかりと折り合って直線はビッシリと追われて追い比べを制した。
鋭い反応と切れる脚というよりは、ジワジワと長く良い脚を使って伸びていく勝負根性の強いタイプという印象。直線の長い東京コースは合っており、同じく直線の長い新潟コースも合いそうだ。
新潟の1400mはアップダウンが殆ど無い平坦なコースで、最初のコーナーまでが600m以上と最初の直線も長いため、序盤のペースは落ち着きやすい傾向がある。1回使われた上昇度も見込める今回はパフォーマンスアップも期待できそうで、前目に付けてしぶとく良い脚を使って粘り切る競馬を期待したい。
個人的にはマイルあたりで見たい1頭だが、前走を見る限り1400mも守備範囲。前走に続き今回も勝ち負けは濃厚と見て有力視したい。